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DVでモラハラの元夫を「素敵なだんなさん」と言って、さらにトランプを取り出したグランマに、期待は一ミリもありませんでした。

 

けれど、実際に占いが始まると、グランマの表情が一変。

 

さっきとは裏腹な、強張った顔を見て、私は伝えました。

 

「遠慮しなくても大丈夫だから、わかったことを言ってね」

 

するとグランマは決心したのか、話し始めました。

 

「あなたとだんなさんは、何度も結婚しては、生まれ変わってまた結婚しています」

 

そうかあ。

 

なんだかそんな気はしていました。

 

「でもね」

 

グランマはいったん言葉を切ると、一気に言いました。

 

「最初の結婚で、あなたは彼に殺されてるわ」

 

ちょっとした衝撃でした。

 

けれど、驚きながらも心のどこかでは、知っていたような気がしました。

 

さらにグランマは

 

「次の結婚では、最初の時のように実際に手を下されたわけではないけれど、ずっと家に閉じ込められて、最後にはあなたが正気を失って、病死したのね」

 

これも衝撃でしたが、やはり私の中ではまったく意外ではありませんでした。

 

「実際には2もっと何度も結婚していて、その度に殺されたり、精神的な虐待を受けたり、閉じ込められたりしていたみたい」


私はどの生でも、人の相談に乗ることを仕事にしていたり、ボランティアで人を助けることをしていたと言われました。

 

グランマが「閉じ込められていた」と言った時の場所の描写は、まるで昔の日本の座敷牢。

 

その時も彼は私がやっていた仕事かボランティアかをすごく嫌っていたのだそうです。

 

家から出ないよう言い渡し、それでも疑心暗鬼になり座敷牢に閉じ込め、「頭がおかしくなったから」と人と一切関わらせなかった結果、私は本当に発狂して死んだ、とのこと。

 

普通に聞けば悲惨な話ですが、私はすべて知っていたような、忘れていたことを思い出させてもらった気持ちが強くて、ショックはほとんどありませんでした。

 

グランマは更にトランプをめくりながら言いました。

 

「でもね、あなたは今回の生では、彼との関係の清算をすることを選びました。だからいつか彼から離れて、このカルマを断ち切るでしょう」

 

グランマはその後も、娘を見てくれて、

 

「今はアメリカの学校でアメリカ人として育っているけれど、彼女の中にはいつも日本があるから、日本から完全に離れることはないでしょう」

 

と言い、私がこの先

 

「一軒家かどうかはわからないけれど、2階建てよりもっと広い、3階があるような家に住む」

 

などと言ってくれたのを鮮明に覚えています。

 

このどちらも、実現しています。

 

離婚して再婚した後住んだオランダでは、3度引っ越しをしているのですが、最初の3軒はどれも3階建てでした。

 

娘はオランダで高校を卒業するまではほぼ英語の生活でしたが、高校最後の2年間でかなりハードに日本語を勉強するプログラムに入り、結果、大学も日本を選び、そのまま日本で働いています。

 

何より、私は絶対無理だと思っていた元夫との離婚を果たしました。

 

でもそれは、グランマに会った日から、さらに4年以上も後のことになります。

 

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今こうして書いてみると、すごい人でした、グランマ。

 

実はその後も、相談に乗ってもらいたいと思い、車で連れて行ってくれた友達に連絡先を教えてもらおうとしたことがあります。

 

けれどなぜか、彼女が住所などを失くしてしまい、もともとの紹介者の人に連絡を取ってもなしのつぶてで、私も運転はしていないものの住所や名前などを持っていたはずなのにどうしても見つからず、これが最初で最後になりました。

 

他にも助けになった霊能者の人たちがいるのですが、その話はまたいつか。

 

「またいつか」の話が増えていきますねw

 

離婚までの話、まだもう少し続きますので、お付き合いいただければ幸いです。