働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

コロナ禍で遅れていたドラマが

次々とスタートしていますね。

 

先週始まった木曜22時

「アンサング・シンデレラ」

病院薬剤師がテーマになるのは

初めてのことだそうです。

 

 

石原さとみさんのお仕事ドラマは、

いつもリアルで興味深く

楽しみにしていましたが、

とても見ごたえがあって、

ていねいなつくり!

 

実は私、

生まれ変わったら

保健師か薬剤師になりたい!

と憧れていたことがあります。

 

薬剤師といえば調剤薬局、

と思っていましたが、

病院に勤める薬剤師のすがたを

初めて知ることができました。

 

アンサングUnsungとは、

賞賛されない、知られざる

という意味です。

 

誰にも賞賛されなくても

患者さんのために奮闘する

縁の下の力持ち

という意味を込めたタイトル。

 

私も栄養士の経験がありますから

少しわかるのですが、

専門職の世界、

特に医療の世界には、

資格によって

歴然とした上下関係があります。

 

診断も処方も、

医師でなければできない。

医師以外の専門職は、

全て医師の指示なしには、

動けない。

 

そう法律に定められていますし、

命令系統をシンプルにして

ミスをなくすことも現場では大切。

 

一方で、

全国で一日に処方される処方箋

220万枚のうち6万枚は、

薬剤師から

再度医師に処方を確認する

「疑義照会」の対象となっていて、

 

その70%、

約4万枚もの処方箋が

変更されているそうです。

 

薬剤師が気づいて

疑義照会してくれなかったら、

せっかくの薬が毒になってしまう。

ということもあり得るのですね。

 

とはいえ、医師も人間です。

完全無欠ではないし、

専門外のこともあるでしょう。

 

だからこそ、

 

医師も、

 

看護師も、

 

助産師も、

 

薬剤師も、

 

栄養士も、

 

検査技師も、

 

理学療法士も、

 

ソーシャルワーカーも・・・

 

多くの専門職が協力し合う

「チーム医療」

が大切だといわれています。

 

 

こんな医療だったら、

有難いですね!

 

石原さとみさん演じる葵みどりは、

薬剤師の分際をわきまえず、

患者のためなら医師に提案する薬剤師。

そして、

誰にも賞賛されなくても奮闘する薬剤師。

 

こんな当然のことが、

職場では実は難しい、ということを

お仕事女子の皆さんは

よくご存じですよね。

このドラマは、

そんな見方も愉しめますよ。

 

 

今日は書けませんでしたが、

アンサング・シンデレラは

患者さんの描き方もていねい。

 

病院の中だけではなく、

退院した後の

日常のQOLにまで

スポットをあてて描いています。

 

ドリカムの応援歌を聴きながら

最後までゆっくり味わってみてください。

 

やっぱり、

石原さとみさんの

お仕事ドラマは、はずれなし!