働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

頑張りすぎて

愉しみ下手になっていた私と

日々の小さな愉しみを味わいませんか。

 

 

久しぶりに、

両親のいる実家に

娘が遊びに来ました。

 

娘はいつも、

テーブル一杯に並べられる

母の手料理を楽しみにしています。

私も、娘も

子どものころから慣れ親しんだ

「いつもの味」

 

今回は私も、

三ツ星レストランのサラダをつくろう!

と思い立ちました。

 

NHKプロフェッショナル

コロナ自粛緊急スペシャルで、

世界最速で三ツ星となられた

米田肇シェフのおうちごはん

「しっとり とりサラダ」

 

簡単美味しいレシピに、

奥さまとの

仲よさそうなやりとりが素敵でした。

 

いいな!と思ったのはドレッシング。

ポン酢に

バルサミコ酢と

オリーブオイルを加えてつくります。

 

シェフがポン酢ベースだなんていいなー

でも、うちにバルサミコ酢はないし・・・

(ま、いーや、省略しちゃおう。

こういうところがいい加減です・・・)

 

 

いざ温野菜を盛り付けて、

母に

ドレッシングどうする?

ポン酢にする?

と聞いたところ・・・・

 

「あ、それね、

バルサミコ酢いれるといいのよ、

開けてないのあるから。」

 

ええーーっっ

高齢世帯にバルサミコ酢!?

(オリーブオイルは常備品)

母おそるべし!

飽くなき好奇心に

感服しました。

 

おかげで無事、

オリジナルレシピの

おいしいドレッシングを添えて

娘にサーブすると・・・・

 

「あっこれ!

プロフェッショナルでやってた!

このサラダ、

食べたかったんだ―!

でもよくバルサミコ酢あったねー」

 

えええーーーっっっ

なんと、親子三代、

違う家で同じ番組、

見てたんですね。

 

話し合ったわけでもないのに

同じレシピにアンテナがたつなんて、

家族って面白い。

お料理も愉しいな。

 

 

 

「財(在)は一代、衣は二代、食は三代」

という中国の故事がありますが

こうやって、

舌の記憶が受け継がれていくんだなあ、

ということを

改めて実感した日でした。

 

次の世代に

貴女が伝えたい味は、何ですか。