働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

先日、

十分なキャリアをお持ちの女性から、

「管理職になりたくないんです。

何だか希望が持てなくて」

とご相談をいただきました。

 

なぜ、と伺ってみると、

実は、

昇任試験を受けるよう勧められていて・・・

でも、

組織内の女性管理職を見ても、

何だかぱっとしないし。

これからまた苦労するかと思うと、

いっそ辞めて好きなことをしようかと・・・

 

 

女性管理職はツラいですね。

控えめにしていれば「女性だから」

バリバリやったら「女性なのに」

頑張って成果を出しても「女性だから」

 

「女性」全体を背負っているかのように

言われてしまいがちです。

 

男性は

アイツはちょっと性格キツイけど、

仕事はするんだ

と評価され、

 

女性は、

あの子は仕事をするけど、

性格がキツイ。

と落とされる。

 

女性にだけ、

ステレオタイプの人格を求めるなんて!

と、私もその理不尽さに

怒りを抱いた経験があります。

 

 

多くの女性にとって、

昇進は嬉しいだけのことではありません。

文字どおり、

人生の大きな転機。

 

きっと貴女は、

管理職になった、

ご自分の姿を想像できなくて、

不安になっているのですね。

 

組織の中に、

ロールモデルもいないですし・・・

 

そうですね。

女性管理職の絶対数が少ない中、

丸ごとこの人!という方は

なかなか、

いらっしゃらないかもしれません。

 

でも、

普段、仕事をしている中で、

あの方の説明はわかりやすいなー、

とか、

いつも気遣いされていて素晴らしい!

というような、

素敵なところに

気づくことはありませんか?

 

まずは、

その素晴らしいところを、

モデリングしてみましょう。

 

素敵を感知するアンテナを高くしていると、

どんどん周りが素敵に見えてきて、

貴女自身も素敵に磨かれてきますよ。

 

 

素敵なパーツは見つかったけれど、

トータルイメージを掴みたい・・・

というときは、

 

目線を上げて、

世の中を見ましょう!

 

同じ職場にはいなくても、

同じ業界で素敵だなあと思える女性や

ジャンルを超えて

生き方に共感できる女性はいませんか?

 

そんな方の考えかたや

ライフスタイルを

モデルにしてみてはいかがでしょう。

 

管理職のありかたは、

決して一つではありません。

貴女には貴女の、

素敵な持ち味があるはずです、

 

それを活かしてほしくて、

昇任試験の受験を

勧めてくださったのに違いありません。

 

はじめは

戸惑うことも多いかもしれませんが、

これまでに培った経験やスキルに

磨きをかけて、

輝かせるステージからの招待状です。

 

ステージに上がって初めて、

見える景色があります。

 

貴女の人生の新しい幕開けです。

期待も、不安も、

丸ごと楽しんでみませんか。