働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

昨日、今日と行われていた

饗宴の儀

祝賀御列の儀では、

皇后雅子さまが

そっとを拭っていらっしゃいました

 

これまでの道のりを思って、

私もつい・・・(涙)

 

皆さまは、

最近、涙を流したことはありますか

最後に号泣したのは、いつでしょう

 

といっても、

玉ねぎを刻むときの涙や

ドライアイを潤す機能的な涙

ではなくて、

嬉しい、悲しい、せつない・・・

そんな感情から流す涙です。

 


号泣、

となると、なかなか

機会がないかもしれません。

 

私も、

思い返してみると

号泣したのは昨年の秋

 

岡田将生さんが演じた

「昭和元禄落語心中」最終回

 

もうせつなくて素敵で、

号泣してしまいました・・・

泣いて泣いて、

そのまま眠ってしまった記憶があります。

 

 

涙は

悲しの代名詞

として使われていますが、

実は、

耐え難いストレスを軽減してくれる

有難いプレゼントなのです。

 

涙を流すことによって、

緊張やストレスに関係する「交感神経」から、

リラックスしたり睡眠前の状態の「副交感神経」へと、

スイッチが切り替わります。

 

私が眠ってしまったのも、このおかげですね。

 

悲しいときや感動したときに流す

「情動の涙」は、

脳の緊張をゆるめ、

ストレスを緩和してくれる、

デトックス効果があるのです。

 

脳生理学者の有田秀穂東邦大学名誉教授は、

「情動の涙」の中でも

脳科学的に

とりわけストレス解消の効果が高いのは、

感動した時に流す涙だと述べています。

 

同じ涙でも、

悔し涙やつらい涙は、

ネガティブな思いが残りますから、

ストレス解消にはならないようです。

 

 

毎日仕事をしていると、

ストレスがたまっていても、

自分自身ではわからないときがあります。

 

ルーティンワークをこなしているうちに、

感情が平坦になって、

喜びや感動を感じにくくなっていませんか?

 

そんなとき

「涙活(るいかつ)

を試してみてください。

 

「涙活」とは、

ポジティブな感情で質の良い涙を流して、

心身すっきり!

明日笑うために今日泣こう

という、

寺井広樹さんが提唱している活動です。


 

私の「涙活」のポイントは3つ。

 

つ目は、タイミング。

ストレスが溜まっているときの方が

泣きやすいといわれています。

一週間の仕事を終えた

金曜の夜がお勧めです。

 

2つ目は、勢い。

涙をこらえて、

かえってつらくなった経験はありませんか?

 

こらえてしまうと、

交感神経が優位になり、

ストレス解消にはつながりません。

 

男なのに、とか

大人なのに、という枠を外して、

一気に涙を流しましょう。

 

3つ目は、環境づくり。

気兼ねなく泣ける場を用意しましょう。

(もしかしたら、

これが一番大事かもしれませんね)

 

一人で集中できる場所だったり、

涙もろい友人と一緒の映画館だったり、

どんな場がいいか、試してみましょう。

 

自宅には家族がいるから・・・という方は、

お風呂タイムで試しませんか。

照明を少し落とし、

エッセンシャルオイルを垂らして・・・

 

そして、

泣ける映画や動画を見たり、

小説漫画を読んだりして、

感動の涙をたくさん流しましょう。

 

泣くことに慣れていない方は、

はじめは難しいかもしれませんね。

 

たとえば、

子どものころ読んだ絵本を

一人でゆっくり味わってみる

というのはどうでしょう。

 

 

ちいさなあなたへ

泣いた赤鬼

いつでも会える

ごんぎつね

おおきな木

 

タイトルだけでもう泣きそう・・・

という方もいらっしゃるかもしれません。

(実は私です)

 

たった一粒の涙でも、

そのデトックス効果は一週間続くのだそうです。

 

からだも、こころも。

涙で癒してみませんか。