働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

前回から、

「私なんて・・・」が口癖で、

謙遜のつもりが、

いつしか「卑下」になってしまった、

そんな女性のお悩みを

ご紹介しています。

 

実は、

私にも、

長年の「私なんて」

癖がありました。

 

他の方から、

「素敵な装いですね」

とお褒めいただいても、

「いえいえ、今日はたまたま、です」

「これしかないんです」と、

なぜか

全力で否定しておりました。

 

そんな態度が目に余ったのでしょう。

あるとき、

先輩から忠告いただいたのです。

 

相手の方の言うことを全力で否定するのは、

決して謙遜ではありません。

 

それは相手の方を否定すること。

周囲の方々も気分が悪いでしょう?

 

それに、

貴女自身をも否定することなのよ。

素直に受け止めてごらんなさい。

 

 

振り返ってみると、

すべてが否定されているその場には、

当然、笑顔はありません。

 

自分のことばかりにかまけて、

その場の雰囲気を台無しにしていることに、

気づかなかったのです。

 

なんと失礼な対応だったのでしょう。

お恥ずかしい限りです。

 

それに気づいてからは、

 

Aさんのように、

「お褒めいただき、

ありがとうございます。

とっても嬉しいわ。」

 

素直に受け止めよう、

と決めました。

 

 

ご相談いただいた彼女には、

ご自分が

グレース・ケリーになったつもりで、

優雅にふるまってみましょう♪

とお伝えしました。

 

初めはぎこちなかったけれど、

「ありがとう」

という彼女の顔には、

いつしか自然な微笑みが。

 

褒めてくださった方も笑顔。

周囲の方々にも、

素敵な空気が広がっていくのが感じられるほど!

 

そして、

ありがとう、と微笑む自分自身を

好きになれたことが、

小さな自信につながりました、

と話してくれました。

 

自分の受け止め方一つで、

みんながHappyになる。

素直な「ありがとう」は魔法のことば。

 

いつも、微笑みとともに、

さらっと「ありがとう」が言える。

 

当たり前に思えることの価値に、

改めて気づかせていただきました。