10年ほど前
甲状腺眼症で入院した。
入院前の診察で
「こうじょうせんがんしょう」と病名を口頭で告げられた時、
目の癌のことだと思った。
眼球摘出
ショックのあまり、診察室から泣きながら待合室に戻りました。
あとで
癌ではなく、甲状腺眼症だということがわかった。
今日、コンタクトレンズの処方箋をもらうため
かかりつけの眼科へ行った時、その時のことを思い出し
主治医と話をしました。
とても気さくな先生で
それじゃ
「僕の病院は、癌科になるよ」
と二人で大笑いしました。
実際、自分が癌を宣告されてみると
その場では
なぜか
意外にクールに受け止めることができた。
そのあとが、大変でした。
…つづく