Made with love。
この言葉、大好きです。
お菓子作りは大好きなので、いつもつくるときは自然に愛情がこもりますが、
家族や友人だったり、大切な人を想いながらつくるとさらにその愛情も増し、それがつくり出されたものに
あらわれる事をとても実感しています。
誰かを想ってつくるものは、すべてがmade with love。
ケーキなどを頼まれる時、もちろん心をこめてつくっていますが、それよりも
頼んでくれた方の"love"が、贈る方にふわりと伝わるようなものにする事を心がけています。
スペシャルなイベント用のことが多いので、なるべくたくさんのインフォメーションを聞いて形にするようにしています。
上のケーキは、まさにオーダーされた方の想いを届けるケーキ。
ピンクいっぱいで明るいケーキで、そして何より" Aloha au ia 'oe(I love you)"
を伝えたいとの強い想いを受けて形にしたもの。
いちごのショートケーキです。
デコレーションは、レイをイメージしたケーキにしようと思い、プルメリアをたくさんちらしました。
クッキーやデコレーションもあらかじめいつも何パターンかつくり、最後の最後にケーキに合うものを
チョイスして飾ります。
仕上げには苺のクリームも濃淡をつけながらたくさん絞りました。
こちらは私のベストフレンドのためのウェディングケーキ。
20年来の付き合いで、彼女は私のことをよくわかってくれてることもあり、完全にお任せで
つくらせてもらいましたが、やはりこれも彼女のためのケーキなので彼女らしいものにしたくて
彼女に似合うパープルで統一。
たくさんのメレンゲも作り、より綺麗なswirlのものをチョイスして飾りました。
でも見えないところにSomething blueもしのばせましたよ
こちらは旬のフルーツを使った美味しいケーキを!とのことで、リリコイとマンゴーの
ショートケーキに。
贈る方の想いをまるごとメッセージに(笑)
「いくつになってもちょっとトボけてて可愛らしい○○さんへ♡」と描いてあります。
とても”らしい”ケーキになって、私自身もとても嬉しかったです。
毎回タイムリミットのギリギリまで作業していることが多いので、
なかなか写真に残せなかったりするのですが、こうして振り返ってみるとすごく良い思い出になるし、
もうちょっとここはこう出来たかも・・と次につなげることができるので、
一枚だけであってもパチリとすることは大事なのかもしれませんね。