オブリビオン 映画 感想 ネタバレ | 海外ドラマにfallin love

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いつのまにか完全にレビューブログになってしまいました(笑)

SF映画…つい数年前までは好きではなかったのですが、最近はまっております。
SFっていうとありえない世界っていうイメージが強かったのですが、最近はそうでもないのかなと思い始めています。

私たちは自分の頭脳の延長線の手段としてこうやってスマホを使い、そしてデスクトップ→ノートパソコン→タブレットなどと、年を経るごとにそのツールの大きさは小さくなり、最後には私たち自身と一体化するのではという予言とも取れる著書を数百年前に残した学者もいたそうです。

話がずれてしまいましたが、SFの世界も全くの虚構ではないのかもと思えるこの頃。
いや、そういう部分もあるのではというぐらいですよ笑

そんな中でみたオブリビオン。
前回みたSF作品『クラウドアトラス』がよかったので期待していましたが、
クラウドアトラスの方が私は好きです。
でもこの作品もなかなかよかった!
今まで出会ったことのないSFのストーリーでした。
ある意味どこまでいっても架空の世界の方に近い世界観故に、どんどん新しい描き方ができそうなので、観てる方としては単純に楽しみ倍増っていうジャンルですね。

以下ネタバレです。

舞台は2077年の地球。
あれ?私、生きてる時代かな?なんて思ってちょっとどきどき。

それはさておき、地球が廃墟になった原因が放射能、核であるというのは、ほんとに怖いですね。
どのように利用していくべきかっていうのは、人類の課題ですね…

最初はストーリーがどういうことなのかよくわからなかったのですが、最後になってああそういうことかと思いました。

疑問点としては、大きく4点ほど。

作品中の主人公のジャックは2017年の世界にいた複製前の本当のジャックだったのか。(だからこそ
あの本に興味を持ったのか)まあ普通に考えればクローンですよね。ヴィカについても同様の疑問が。

サリーは何者?何の意図があってあんなことを?

結局最後にジュリアに会いに来たジャックは確実にクローンですよね。だからジュリアのことを思い出すのに時間がかかった? 52号は49号よりもヴィカとうまくやってるように見えましたが。

そして52号がジュリアと再会できたのはいいけれど、例えば他に32号とかも会いに来ちゃったらどうするの?
地球には常時同一人物のクローンとしては二人しかいないのか。笑

細かな疑問点は多々ありますが、挙げたらきりがないのでこの辺で。

ヴィカはクローンになる前からジャックのことが好きだったから過去を思い出そうとはしなかったんだって思うと、切ない。

まとめとしては、人類はグローンになったとしても、どうなったとしても感情が残っていて人を愛せる力がどこかにあるってことですね。
この点はどのSFものにも共通して言えることですね。
まあそうしないと観客の感動を誘えないでしょうし、希望もなくなっちゃいますから…

二時間、あっという間で楽しめました。
ラストの歌もよかったし、
公開されたばかりのときに行って大きなスクリーンでみたかったなあ。

トムクルーズはなぜか毛嫌いしてましたが(なんだか美形すぎる感じで)、普通にかっこよかったです笑







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