待ちに待った、最新刊。
と言いつつ・・・
発売は8月なのですが、
やっと読みました。
一度読み始めてしまうと、
しおりをはさんで、次の日。
というのが絶対できないこのシリーズ。
どんどん先が読みたくなって、
常に、読んでいる2、3行先の行に目がいってしまうほど。
でも今回は、
今までの中で一番ページ数が多いということで、
疲れてしまうかなぁと思ったのですが・・・
本当にあっという間でした。
本は好きだけれど、
よっぽど読みたいものでないと・・・
なかなか読み始められない私ですが・・・
もうこのシリーズは本当に大好きです。
約500ページ。
あっという間の数時間でした。
自分でもびっくり。
そして↓以下はネタばれつきの感想を・・・。
今回は、初の八雲が容疑者に。
ということで、
単に事件解決ではマンネリ化してきたのかな・・・
と思いつつ(笑)
今回は、
八雲と晴香が面と向かって、話すシーンはほとんどなかったですが・・・
かなりお互いへの想いを感じました。
次回は2人の関係も進展するのかな。
でも最後は2人のいつもの会話で終わるのかなと思ったのでちょっと残念。
文庫本の書き下ろしに期待です(笑)
そして本題の事件のほうは、
八雲の祖父や一心の過去や宿命などを書くための、
前置きみたいな感じはしましたが・・・
犯人推理をしながら読まない私は、
楽しめました。
でも誠道の行動は、
同情もできません。
もちろん息子や、友人たちのほうがありえないのですが。
けれど、どうしてその3人がああいう行動にでたのか。
という細かい説明はなかったですね。
夏目刑事の過去なども・・・。
ですが、
読み返してみると伏線がたくさんあって・・・
なるほどと思いました。
事件も最後には希望があって救われます。
そういうところがこのシリーズのよいところでもあるんですよね。
そして今回は後藤刑事がかっこよかったです。
石井刑事もかなり頑張っていたのですが、
やっぱり今回の一番は後藤刑事ですね。
刑事を懲戒免職になって・・・
今後どうするのか楽しみです。
やっぱり探偵事務所を開くのでしょうか(笑)
あんまり詳しく内容を書くと、
どこまでもダラダラいきそうなのでこのへんで。
もうすぐ大学も卒業?する2人の今後にも注目して、
次巻を待ちたいと思います。
また、あとがきなどでも書かれていますが、
「シリーズクライマックス」
ということは具体的にあと何巻ぐらいで終わるのかなぁとか考えてしまいます。
大学卒業と同時に終わっちゃうのかな。
かなり寂しいです。
このシリーズのキャラはみんな大好きなのに。
でもまだ七瀬美雪との決着という大きな問題が・・・。
それに両目の赤い男はどうなるのか。
続きが待ち遠しいです。