今日は、ちょっと久しぶりに本の感想を・・・
とっても素敵なお話でした。
最近はミステリー系を読むことが多く、
恋愛ものは漫画ばかりだったのですが・・・
やっぱりミステリーばかりよんでいると、恋愛ものが読みたくなりますね。
そして本屋さんでブラブラしていたら見つけたのが、
この「東京少女」
- 東京少女 (Linda BOOKS!)/林 誠人
- ¥600
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こんな夏帆さんの表紙が印象的で手に取りました。
この作品の1番の魅力はストーリーだと思います。
ストーリーに、こんなに強く惹かれて買った恋愛ものは初めてかもしれません。
ストーリーは”100年前の人と携帯を通して恋するお話”
もちろん2人が逢えることはなくて・・・
”決して逢えない2人”という表紙の言葉の通りなのですが、
とっても切なくて、ほんのり心があったかくなりました。
でも本好きな私には、ページ数が少なくて・・・
すぐに読み終わってしまったのが残念。
もっとこの作品を文章で堪能したかったなぁと思いました。
でも逆に言うと、ちょっと本は苦手。という方にも読みやすい作品だと思います。
前回の記事でも書いたように、私は携帯小説が苦手ですが・・・
きっと携帯小説が売れるのは、
普段本を読まない人も手を伸ばすからだと思います。
そして簡単だから読みやすい。
本に興味を持つきっかけになっているんだろうなぁ・・・。と感じます。
でも携帯小説と「東京少女」は、読みやすいという点では共通しているけれど、
全体的には絶対に携帯小説よりもいいと思います。
本へ興味を持つきっかけとしてもこの作品、広がっていけばいいなぁと思いました。
だって、読みやすいのにちゃんと満足感は得られて・・・
本当に素敵なお話だから・・・。
そして、
この作品は来年・2月に映画化が決定されています。
後から知ったのですが、
この小説は映画の方の脚本を文章化したものらしいです。
キャストも、夏帆さんと佐野和真さん。
ということで絶対観にいきたいなぁと思いました。
この作品を映画化したら、どんなふうに描かれるんだろう。
そんなところにもすごく興味があります。
けれど私は恋愛小説でこれは一生心に残る名作だ!
という作品に出会ったことがありません。
みなさんオススメの恋愛小説があれば教えてください
それでは今日の詩を書きます。
「
最近寒くなってきた。
風が吹き抜けると
私の身体の隅々まで冷たさが広がっていく。
家に着いたら
毛布の中へ潜り込む。
そしてホッと一息。
テレビのチャンネル回してく。
寒さが身体に染みるほど
毛布の中はあったかい。