先生の気持ち。 | 海外ドラマにfallin love

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いつのまにか完全にレビューブログになってしまいました(笑)

今日はもう2学期も終わりということで、


懇談会や通知表などが配られました。


私はまだ1年生なのに三者懇談をしました。


三者懇談と聞くと、


やっぱり「受験」っていう雰囲気が感じられます(笑)


そして私の三者懇談が終わった後に・・・


2つ年下の小学5年生の妹の懇談に行きました。


本当は保護者だけなのですが、


私も教室に入れてもらって一緒に話を聞いていました。


そうすると、


今問題になっている「いじめ」のお話も出てきました。


妹のクラスでも「いじめ」のような問題があり・・・


先生もやっぱり悩んでいるようでした。


今まで聞くことのなかった、


小学校の先生の気持ち・・・。


少しだけ分かったような気がしました。


もちろん、いろんな先生がいるので本当のところは分かりませんが、


妹の担任の先生の気持ちは分かったような気がしました。


30人前後の教室を毎日見て・・・


いろんなことを感じておられるのだなぁと思いました。


まだ新任の若い先生なのに大変だなぁと思います。


そして、妹のクラスはすごく荒れていたようです。


やっぱり5年生と言えば、


少し心も成長し始めて・・・


荒れてしまう時期なのかも知れません。


でも後半の方のは、大分落ちついてきているようです。


そして妹のクラスの子の中から1つ書いていきたいと思います。


妹のクラスには1人「いじめられている」という女の子がいます。


でも先生や妹の話を聞いていると、


それはただ、「いじめられている」というだけではないようです。


その女の子にも問題が感じられているようでした。


自分がいじめられているということを誰よりも分かっているらしく、


その中で、教室のカギを閉めて1人残されたり・・・


いろんな汚い言葉を言われているそうです・・・。


それならやっぱり普通は学校を休んでしまうはず・・・。


それなのに、その子は毎日笑顔で学校に登校するそうです。


それはどうしてなのか・・・。


私も驚きました。


それは「家の中で自分の居場所がないから」ということらしいです。


自分の話を聞いてもらいたいのに・・・


聞いてもらいたいことがたくさんあるのに・・・


しっかり聞いてもらえない。


そんなことから、


学校に来ているようです。


そしてクラスの子たちから、いろんなことを言われて・・・


その後・・・。


泣くわけでもなく、登校拒否をするわけでもなく・・・


すぐに先生のところへ行くのです。


そして先生にすべての話を聞いてもらうのです。


その後は、満足した様子で帰っていくのです。


ここまでなら、この女の子が全く悪くないように感じられます。


でもその子は言い返すのです。


言われた言葉の、もっともっと汚い言葉を。


そしてときには・・・


何も言われていないのに、周りの子たちに・・・


汚い言葉を出すのです。


私はこの子自身にも・・・


問題があるのではないかなぁと思いました。


でもどれだけその子自身に問題があると言っても、


集団でいじめているのなら・・・


絶対にいじめる方が悪いです。


「いじめ」というのは「集団」なのですから。


1対大勢なのですから・・・。


もしも1対1や2対2なら・・・


「いじめ」という言葉なんて使われないと思います。


そして1番問題なのは、


どうしてその子がいじめられているのか。ということです。


それは・・・


最初は小さなその子の言葉が、


大勢のクラスの子たちに広がっていったのかも知れません。


すると、その子はどうして・・・


汚い言葉を出すようになったのでしょうか。


それはこの子の場合「家庭」に問題があったと思います。


今、お母さんは3人目の子どもを妊娠中・・・。


詳しい事情は分からないのですが、


その子のお母さんも「話を聞いてあげていない」


と言ったそうです。


私はそこまでわかっているのに・・・


どうして何もしてあげないのだろう・・・?


そんな疑問ばかり浮かんできました。


そしてお父さんは朝から晩まで仕事・・・。


そんな家庭の中で育ったその子。


いつでも、子どもは「お話」を聞いてほしいのです。


何でもない毎日の中の出来事・・・


悲しかったこと・嬉しかったこと・・・


好きな子の話・・・


興味のあること・・・


たくさんたくさん聞いてもらいたいことが


溢れてくるのに・・・。


それを話すことができない。


聞いてもらえない。


だからいじめられているのに学校へ行く。


そんなにも悲しいことってあるのでしょうか・・・。


「話ぐらい・・・」って思うかも知れません。


でも子どもの世界は小さいものです。


学校へ行って勉強をして・・・


家へ帰っての繰り返し。


もちろん楽しいこともたくさんあります。


でもそんなことを1番に話したい。と思う人は、


やっぱり「お母さん」なのではないでしょうか。


そのお母さんがどんな人であっても・・・。


子どもは、お母さんのことをいつも見ているのです。


そのことを分かってほしいなぁと思いました。


そして私の妹は、


転校して入った今の学校なので・・・


その子のことは知りませんでした。


そんな中で妹は家も近い、その女の子と仲良くなりました。


でもクラスの中でその子はいじめられている。


そのことを違う友達から聞いたり・・・


見たりして・・・


妹も悩んでいたようです。


でも妹がいじめられるということはなく・・・


リーダーシップをとっているようです。


それは一安心だなぁと思いました。


先生は、


妹が「自分の意思」をちゃんと持っていると言います。


そんな妹の意思を、


クラスのもっとたくさんの子に伝えることが出来たら、


クラスは変わっていくのではないか。ということでした。


妹の他にも「意思」を持っていて、


大勢の中でも発言をできる子が2~3人いるとのことでした。


その子たちがクラスに良い雰囲気を広げてくれることを、


先生は願っておられるようです。


いろいろ問題視されている「先生」ですが、


頑張ってほしいなぁと思いました。


でも妹に人を引っ張る力があるなんて・・・


ちょとびっくりでした(笑)


今は、その女の子と・・・


仲良くしたい!という子たちが何人かいるらしく・・・


嬉しいことです。


でもまだまだ問題は山積み。


頑張っていってもらいたいです。


妹にも・・・


先生にも・・・。



それでは今日の詩を書きます。


「私に」



ありがとう。


ただそれだけで良い。


その言葉がほしい。


大丈夫?


ただそれだけで良い。


その言葉がほしい。


それが私の救いだから。


夢だから。


希望だから。




この詩のようなことを感じている人・・・


たくさんいると思います。


私も伝えていけるように頑張ります。