先週、私は風邪で寝込んでました
弟のドナ が 「大丈夫?」 と手を私に当ててくれます。
私が「風邪うつるからママから離れるんだよ」
と言うと、私の背中にまわり ペタっとくっ付き 「これで大丈夫」
と なんとも可愛い。
あー私の事を心配してくれているんだ。と心が温かくなりました
兄のミッキー は この会話を聞いていたのだろう
「風邪が うつるから離れるんだよ」 の言葉に大変忠実に従った
寝ている私の近くを通る時
猛ダッシュで走り去る (まぁ4、.5歩だけど)
で、テレビ を見てゲラゲラ大笑いし
退屈になるとゲームをして
そして 「お腹すいたー」 と訴えられて
体が弱っている時は精神も弱ってる
自閉症(アスペルガー)の子育ての 虚しさに
人はどういう心理で他者を「心配」するのか?
考えてみました
①自分の不安からくる心配 (親が病気だと 食事を作ってくれない.。など)
②他者の状況を自分に置き換え 相手の気持ちを推測し、辛さの共感
③本能 すなわち 愛情
「愛情」 とは 私が思うに 「相手の幸せを望む」
気持ちだと思う。
愛情は電波のように目には見えないけど確かに存在する。
アンテナが電波をキャッチして初めて映像などが伝わるのと同様、
愛情も相手のちょっとした言動で感じ取るものだと思う。
弟ドナ の行動は③だと思う。
そして私のアンテナが ドナ の言動で 愛情をバッチリキャッチし
心が温かくなり涙 うるるん だったんだと思う
もし、私のアンテナが作動していなけれぱ、
「しんどい私に纏わり付く、うっとうしい チビ」
とイライラしたと思います
心配 って自閉っ子には難しいのかもしれない。
息子は他人の気持ちと共感が困難だから
① の心配をして 自分勝手だ と思われるのがおちだろうなぁ
次の日 恐る恐る ミッキー に聞いてみた
「ママがしんどくて 寝ているのに 心配しないの?」
「いや~。心配してるけどさ~。
どうすればいいか 知らんし。 そんなに しんどいなら、
薬飲めば? 病院行けば? 」 と超 明るく言われた
「家に薬が ないし、、病院まで歩かれへん。フラフラするし」
「じゃ、救急車 呼べば?」 またもや あっけらかんと
「風邪ぐらいで、救急車呼ばれへんし」
どんどんテンションダウンしている
「じゃ.、俺がおぶって病院行くしかないか~」
超マジ で言っている
( 薬を買ってくる という発想にならず なんで おんぶ やなんや~。疲れる)
「結構です」 イラっとしてるので 丁寧な言葉になっている
アスペルガーのミッキーも精いっぱいの愛情を
私に発信しているのかもしれません。
でもミッキーの言動で私のアンテナが愛情を受信しませんでした
( しんどかったし )
愛情は確かに沢山あります。
しかし受信しなければ、心に何も感じる事はできません。
これは、理屈や理論で解決できない問題だと思います
心で感じる
同じように、私(親)がミッキーに
沢山愛情を発信しているのに、
ミッキーが受信できていない毎日で、
常に孤独を抱えているのと同じだと思いました
基礎編 のアスぺの接し方について書いてます
読んでみて下さいね http://ameblo.jp/mami-0317/entry-10373889317.html#main