はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

 

こくごレストラン今日のお話は、[何?]

 

去年中学1年生の生徒を教えていました。そこで、学校のテスト対策で教科書を読む機会がありました。とても印象的だった内容で、これはすごいと思った単元がありました。

▲中学校国語Ⅰ(学校図書)片言をいうまで(金田一京介)

『金田一京介全集』第十四巻より

 

 

北海道のアイヌ語の研究をした金田一京介が、樺太アイヌ語の研究のために現地入りします。予定日があるのに、言語の収集がすすみません。とても恥ずかしがり屋の住民とのコミュニケーションに苦戦するのです。ある日、子供の一人の絵をかいていると、子供が集まってきます。そしてその部位をさして聞くと、目、鼻、口といった単語がわかります。そして、「何?」という単語をしれば、もっと言葉を知ることができると理解します。つぎはめちゃくちゃな線をかき「ヘマタ?」を聞きだします。「ヘマタ」は「何?」だったのです。片言を話す金田一に、村の大人たちも興味をもちはじめるといったお話です。

 

そして、前回多言語の活動の中で、韓国にショートホームステイをしたOさんの話がありました。Oさんは、多言語の代表から現地の人と仲良くなる秘訣を聞いていたそうです。それは、韓国語で「何?」という言葉を覚えていくということでした。

 

黙って聞いていましたが、少し感動していました。金田一京介が樺太アイヌ語の単語収集ができるきっかけと一緒です。多言語の代表は世界各国でホームステイをしています。その実体験から「何?」が大切な言葉であると実感したのでしょう。

 

机上の学習からでは、考えられない魔法の言葉です。

 

火曜日に行っている多言語の活動では、まだ入って間もない私にも容赦なく韓国語で会話がはじまります。そこで、「何?」を活用しようと思います。外国語を覚える段階は、私はまだ1歳児と一緒のレベルです。まずリピートして、それが使えるようにしないといけません。でも、「何?」という魔法の言葉を武器に、単語を覚えようとおもいます。

みなさんも外国に行く機会や外国の方と会話をする機会がありましたら、その国の言葉で「何?」を使ってみてください。

 

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国語作文教室こくごレストランin川崎

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