エヴァはの国(北欧)はロシアが始めた戦争に
半分巻き込まれ出してると言っても過言ではないほど、
町中がなんとなく戦争色を帯びてる🪖
通りを歩けば、
庇護している国の国旗と自国の国旗が
揃えらててがあちこちに掲げられ、
街の中に軍人がフラフラしていて
その手にはライフル銃が握りしめられている。
通りでは盛大に軍事パレードが行われ
軍歌が流れてる。
こんな姿の軍人を
日常の中で目にするのがエヴァの日常🐻❄️
一歩間違えれば
もうこのまま戦争まっしぐら…
最近はそんな雰囲気さえ感じる状態。
エヴァは元軍人。
それは自分の国を
自分の手で守りたかったから🐻❄️
でも軍人をやめた。
理由は
“お互いの正義を振りかざすから戦争が絶えない”
と気がついたから。
“世界平和という名のもとに
誰かを傷つけ、殺す行為は
自分がしたいものではない”
それは『大切な者を護る』という
エヴァのしたかった行為から
最も遠いものだった。
だからエヴァは
『そういう意味では
僕に軍人が向いていなかった🐻❄️』
といつも言っている。
エヴァ来日して
一番最初に言った言葉🐻❄️💬
それは
「ねぇ、日本の警察が持っているあの木の棒はなに?
まさかあの棒だけで悪者をやっつけてるの?🐻❄️」
そう、エヴァが驚いたのは
警察が持っている木製の『警棒』👮♂️🚓
「大きな銃を使わず、
あの棒切れと数発しか打てないピストルしか持たないで
大使館や国会議事堂等、
大きな政府関連施設を守っているなんてあり得ない🐻❄️」
私も言われて気がついた🐰
確かにこれは
“平和な証拠”とも言える🕊️
ここには
ライフル銃をもった軍人なんていないし、
軍歌が街に流れることもない🪖
ここはエヴァの今の国とは
似ても似つかない国🇯🇵
軍を持たず、核兵器を持たず、
戦争には参加しないという
世界的に見ればおかしな国🇯🇵
そんな自分の国とは全く逆の国で
エヴァはいかに戦争が愚かなことか
改めて知った🐻❄️
“軍なんてものを持たなくても、
ライフル銃を持ち歩かなくても
人は平和に暮らすことがきる”
街の中で警備している警察官と話すのを
来日後から趣味にしているエヴァはある日、
「何をしているんですか?🐻❄️」と
あることをしている警察官に尋ねたらしい👮♂️
そしたら…
「ロシア大使館の見張りをしています👮♂️」
と警察官は答えたんだって。
「僕は警官が車の数を数えているんだと思ったんだ。
でも違った…🐻❄️」
この安全な国でさえも
あのロシアの影響が及ぶ場所だと知って
エヴァはショックを受けていた🐻❄️
エヴァの国は
長年ロシアに占領されていた歴史があり、
彼らがどれだけ冷酷かよく知っている🇷🇺
その名残でエヴァの国では
今でも子供に名前を授ける時、
ロシアが与えた『名前一覧表』というものから選び、
自由に子供に名前を与えることをしない家族も多い。
国を丸ごと支配されるのは
その国の文化も言語も、何もかも奪われるのと同じ。
それたった30年くらい前まで続いていた…
私たちが想像するよりもずっと、
占領される側の国の苦しみは深いと
エヴァと接していると思う🐻❄️
エヴァが警察官と話した夜、
エヴァが聴いていた曲はこんな曲だった🎧
『世界平和』
人間という怪物は
「セカイ平和」という戦争を起こしてる
「セカイ」の中に花は入っていない
「世界」の中に人は入っていない
「セカイ」の中に虫は入っていない
「世界」の中に僕は入っていない
貴方たちが願う平和は世界平和じゃないんです
花や虫や僕らの星は貴方たちに殺されてるんです
なんだか、
とても心が痛かった。
来日しなければ知らなかった、
自分の国とは違う国にあった“平和”。
この国で
戦わず、脅されず、争うことなく作られる平和を
エヴァはどう思っているんだろう…🐻❄️
そしてこれは
その日にエヴァが眠る前に私にくれた曲🎧
タイトルは『Never Ending World』
日本語で『終わりのない世界』💿
「人」と描いて他人という意味の
この国はヒトを恐れて生きてきた
けれど「人」の「間」にあるものは
不安や恐れじゃなくて愛だと子供たちに教えたい
「何か」が終わってしまったけれど
それは同時に「何か」が始まって
「始まり」はいつでも怖いけれど
だからこそ「僕ら」は手を繋ごう
We are with you
(僕らは君と一緒にいるよ)
エヴァは私に
「僕は生まれ変わったら日本人になりたい🐻❄️🌼」
と言った。
エヴァはこの国で
自分の国にはない平和であたたかい何かを
見つけたのかもしれない🍀🕊️
自分の国では一生見ることのできない
愛に満ちた何かを🐻❄️🌷
(※私たちの会話は全て英語ですがブログは日本語で書いています)
🌸私たちの移住計画🌸