エヴァは私が病気になって

死の縁を彷徨うようなことが何度もあって

人付き合いというものが全くできなくなって

家の中で多くの時間を過ごすようになってから

出会った人の一人👱🏻‍♂️

 

病気が重症化してからは

できないことが増えて

友達を失って行く方が多かった🛌

だって『普通と違う』って

人にはやっぱり受け入れてもらいにくい。

 

もともと生まれつき障害を持っているから

人と違うことで受けれてもらえなかったり

人から拒絶されるのは慣れているけど

それでも友達を失っていくのは

何度経験しても慣れないもの💔

 

人が退けて行く中で

自ら歩み寄ってきてくれて

そしてそこに留まってくれて

「僕にとって病気が障害が

うさぎ自身の性格や良さを変えるものにはならない。

僕は彼らみたいにウサギの元を去ったりしない。

僕を信じて。

僕はうさぎを置いてどこにも行かないよ。

僕はずっとうさぎの友達だよ👱🏻‍♂️」

そう言ってくれたのがエヴァだった。

 

 

 

正直、なんでこんなに親切なのか

最初はわからなかった。

 

人間は最初は変わったものに興味を抱くけど

しばらくすると

自分と同じようにできないことを

煩わしく思うようになって結局去っていく。

自分の経験上、そういうものだと思っていた。

 

でもエヴァと話しているうちに

お互いに性格や価値観がすごく似ていること、

生まれた場所も環境も違うけど

同じような経験をしてきて

その中で同じようなことを感じて考えて生きてきたこと、

そして何より

お互いのこの世界の見つめ方が

とても似ていることを知った🌿

 

エヴァもエヴァの国で色々なことを経験してた。

私とはまた違うけど、

『人に受け入れてもらえない』という

大きな括りでの経験としては

同じことを経験してきてた。

 

多くの人の中にいてもいつもひとりぼっちの感覚…

満たされない寂しさ…

そういうものと一緒に生きることに

良くも悪くも私のようにエヴァは慣れてる気がした。

 

 

友達の段階でさえも

こんなにいい人に巡り会えて

なんて自分は幸せ者なんだろうって思ってた。

 

だって正直、こんなに親切にしてくれる人に

もう出会えないと思ってたから🌱

 

 

🌸2へつづく🌸