あっという間に3月も終わってしまいますね。
前回のブログの最後、「今週末は久しぶりに夫と2人でお出かけ予定とルンルンな感じで締めましたが、
ブログを公開後、夫の伯母さんの誕生日パーティーに行かないといけないことが発覚しました
その翌週は義弟の誕生日祝いだし。
お祝いなので文句を言いたくはないですが、いい大人なんだし、誕生日はそれぞれの家庭で祝ってくれないだろうか。。と思ってしまいますね
↑後ろのバルーン、本当はFELIZ CUMPLEなんですが取れてしまっています
誕生日パーティーは、招待されたからといって強制参加というわけではありません。
でもこの伯母さんには、結婚式準備のときにスゴくお世話になったし、日頃から気にかけて下さる方なので、欠席するわけにはいきませんでした。
憂鬱でしたが、パーティー以外の時間はほとんど夫婦で過ごすことができたので、お出かけはできなくても楽しい日曜日になりました
そして先週の土曜日は国勢調査がありました。
日本の国際調査は、調査票が配布されて回答したり、今はインターネットでの回答もできるようですね
ボリビアでは、実施日に調査員が各家庭を訪問して質疑応答し、調査員が調査票を記入します。
実施日は1日だけで、その日に留守だと調査できないため、実施日は外出禁止です。
公的機関や商業施設の営業も停止
ただし、医療機関は休業にならず、救急車を利用する場合は診察を受けられるそうです
外出禁止なので、航空便も国内線は終日運休。
長距離バスは国際便も含めて全て運休。
そして、前日の金曜日と当日、酒類の販売及び消費の禁止
↑金曜日にスーパーに行ったときの、ビールコーナーです。
土曜は買い物ができなくなるということで、金曜のスーパーは激混みでした
酒類が禁止になるのは、飲み過ぎて調査に支障が出ることがないようにでしょうね。
ホテルやレストランだけでなく、家庭での消費も禁止ということになっていますが、あらかじめ購入しておいたお酒を家でこっそり飲んでいる人はいると思います
義両親がC町の自宅で調査を受けると言うので、私たち夫婦はA町のお店で受けることにしました。
当日の朝は本当に誰も歩いていません。
朝8時過ぎくらいから、調査員をちらほら見かけるようになりました。
うちには9時前くらいに調査員が来て、質問開始。
聞かれた質問をメモしていたのになくしてしまったので、覚えている範囲で。
最初は家について。
素材(木造、レンガ造りなど)
調理専用の部屋(キッチン)、トイレはあるか
キッチンとトイレを除いた部屋数
洗濯機、電子レンジ、給湯器などを所有しているか
持ち家か賃貸か
などなど。
次に世帯人数やここ5年以内に亡くなった家族がいるかどうか尋ねられたあと、個人の質問へ。
名前、年齢、生年月日、出身地、職業
ボリビアの身分証を持っているか
何言語話せるか、第一言語は何か
読み書きできるか
視覚矯正しているか、聴覚やその他障害の有無
体調を崩したときは市立病院に行くか、薬局で薬を購入するか、自宅で自家製の薬(おそらく自家製の漢方的なもの)を飲むか
などなど。
言語の質問は、国際性の調査というよりは、現地語の話者を調査するためのものだと思います。
ボリビアには、ケチュア語やアイマラ語など多数の言語があるので。
↑向かいの家を訪問する調査員の人たち。
この周辺はお店なので、私たちのように居室があってここに住んでいる人もいれば、お店とは別の自宅にいて不在の人も多いです。
インターホンがない家ばかりで、シャッターをノックして呼びかけますが、本当に不在なのかすぐに判断ができず、大変そうでした。
この向かいの家も、お店が営業できないのでいつもより遅くまで寝ていたのか、しばらくしてから出てきました
調査が終了したら、この家は完了したという目印のシールを貼ります。
それにしても、外出禁止ってスゴいですよね
言葉で言うのは簡単ですが、終日営業禁止って、業種によっては事前にめちゃめちゃ調整しないといけない人たちもいるんじゃないでしょうか。
日本はコロナのピークの時期ですらロックダウンしなかったし、よほどの緊急事態でなければ、できないだろうなと思います。
それでは皆さま、良い週末を