※この記事はキラキラネームについて強く批判をしているわけではありませんが、読んで不快に思うかも、という方はご注意下さい。
前回の投稿から期間が空いてしまいましたが、私は元気です
昨年の12月にオンラインで学べるキャリアスクールに入会したのですが、この1ヶ月そのスクールの課題でつまづいていたため、アメブロから遠ざかっていました。
ようやく提出できたため、この記事を書いています。
「ボリビアにもそんなスクールがあるの」と聞かれたりしますが、海外からも受講できる日本のスクールです
先週末は、義甥の誕生日祝いをしました。
この義甥は、過去記事に登場した彼です。
本名ではないのでそのまま書きますが、彼は家族から「ロフ」と呼ばれています。
このロフというニックネームは、彼の名前とは全く繋がりがありません。
なので、嫁いで来たばかりのときに、夫になぜ彼がそう呼ばれているのか聞きました。
義甥が生まれたとき、義弟夫婦が決めた名前は、
「Love true(ラブ トゥルー)」
英語で真の愛、というような意味ですね。
そもそもボリビアで一般的な名前がどんなのか分からない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ボリビアで「Love True」と名づけるのは、日本で「トゥルーラブ」と名づけるのと同じような感じです。
要は伝統から大きく外れているというか、珍しい名前といえます。
義弟夫婦が役所に行ってこの名前を書いて提出したところ、
「どうしてそんな名前にするの?この子が学校に通うようになったら、周りもスムーズに読めないし大変だよ。そうなったらあなたたちのせいだよ」
と、担当の方に諭されたそうです。
この話を聞いたとき、私はなんだか意外だなと思いました
何がって、義弟嫁さんが息子に「Love true」と名づけようとしていたこと。
義弟嫁さんは学校の先生をしていて、おそらく自他ともに認める教養がある人なんじゃないかと思います。
なので私から見たら、義弟嫁さんだったらむしろ役所の人と同じ考えを持ちそうなのに。。という感じ。
夫と義弟が男同士のノリで、「Love trueいいじゃん!!」と言っているのはまだ想像できるんですが。
役所で諭された義弟夫婦は、「Love true」をやめて義弟と同じ名前をつけました。
つまり、親子で同じ名前ということです。
父親がルイスで、息子もルイスみたいな。
これも日本人からしたら理解し難い習慣ですが、南米では息子に父親と同じ名前をつけるケースがあります。
父親の名前から一文字取る、とかなら分かりますが、同じ名前は紛らわしいですよね
それで義甥のあだ名ですが、こういうことらしいです。
「Love true」→「Love」→「ロブェ、ロブ(スペイン語は大体ローマ字読みします)」→「ロフ」
ちなみに、彼には弟がいるのですが、弟くんの名前は日本の名前です。最近流行りの名前じゃなくて、「たけし」みたいな昔からある名前。
義家族には日系人の友人がいるので、その方につけてもらったのかと思いきや、義弟夫婦がネットで見つけて名付けたらしい
これも私からしてみたら、「日本にルーツがあるわけでもないのに、周りの友達と違う名前で、嫌な思いしたりしないかな。。」とちょっと不安になります。
今のところ大丈夫そうですが。
本人たちに聞いたわけではなく私の考えですが、義弟夫婦は子どもたちに何か意味を込めた名前をつけたかったのかなと思います。
Love trueは真の愛だし、弟くんの名前も、この名前なら大体この漢字をあてるというのがあって、わりと意味がはっきりしています。
弟くんの名前を伏せているので説明が難しいですが、例えば愛(あい)ちゃんだったら、名前の由来を聞かなくても、愛という言葉自体にはっきりした意味がありますよね。そんな感じです。
でもボリビアの一般的な名前には、その名前自体に意味があるっていうのがあまりないので。
単に他の人とは違った特別な名前をつけたい、という感情もあったと思いますが
この記事のタイトルに「ボリビアのキラキラネーム」とつけましたが、私が勝手に「これは日本でいうキラキラネームというやつだな」と思っただけで、ボリビアに「キラキラネーム」に該当するような言葉があるわけではないです。
日本は連休ですね!
ボリビアもカーニバルです
休暇の方はぜひ楽しんでください