もうクリスマスも終わり、多くの人の気持ちは年末年始に向いていると思いますが、ボリビアのクリスマスについて書きます
12月になる頃、スーパーやマーケットにPaneton(パネトン)が並びはじめます。
パネトンはドライフルーツ入りのパンです。
パラグアイでは、Pan dulce(パン ドゥルセ)といっていました。
プレーン生地にドライフルーツが入っているのが一般的ですが、チョコレート味のものも販売されています。
自宅で食べるほか、日頃お世話になっている人に渡したりもします
それからSidra(シードラ)。
シードラはりんご酒のはずなんですが、イチゴ味とかパイン味のものもシードラと呼んでいたりします。
こういう、バスケットやクーラーボックスに食品や日用品を詰めたものも販売されます。
クリスマスバスケットです。
クリスマスには従業員にボーナスを出して、このバスケットもプレゼントします
写真のような大きさのものではなく、洗濯カゴサイズです
毎年あげているので、中身は消費するからいいとしても、洗濯カゴが家に溜まってジャマにならないんでしょうか。捨てているのかな
今年はクリスマスイブの24日が日曜だったため、24日の朝はいつもの日曜と同じように教会の礼拝に行きました
クリスマスは多くの人が家族や親戚と過ごします。
実家に帰ったりする人がいるので、礼拝の参加者は少なめ(25日のクリスマス当日は祝日です)。
いつも通り義両親、義弟家族と昼食を食べ終わったころ、従業員Jが奥さんと子どもを連れてやって来ました。
過去のブログに書いていますが、従業員Jとは親戚関係です。
日付が変わり、25日のクリスマスになる頃は花火で盛り上がる人たちも多いので、マーケットの近くで花火も販売されます
義甥たちは昼間から、花火で遊んで盛り上がっていました。
今年のクリスマスディナー。
クリスマスは豚肉だったり、Parillada(パリジャーダ)というバーベキューだったり、肉料理を食べる家庭が多いです。まぁ普段から肉ばっかりですが
日本の年越しと同じように、25日になる瞬間を祝うので、大体の家庭は夜12時になるころに食事をします。
うちは18時過ぎに食べちゃいました
ちなみに、夜も教会でイベントをする人たちもいるみたいです。
夜は普通に休んでいたんですが、日付が変わるときに上がる花火の音で起きて、しばらく夫とベランダから見物しました。
森の向こうであちらこちらから花火が上がるんですが、うちからは上の方しか見えないので、写真もきれいに撮れず残念
家族みんなで食卓を囲んでいる場合には、「Feliz Navidad(メリークリスマス)」と言ってハグし合います。
夜が明けて25日は、普段の日曜日同様に家族でのんびり過ごす家庭が多いんじゃないでしょうか。
ちなみに、子どもたちが朝起きたら枕元にプレゼントがというイベントをやっている家庭はあまりないみたい。プレゼントは普通に家族で買いに行きます。
サンタクロースを信じているとしても、本当に小さい子だけだし、特にプロテスタントの人たちはサンタイベントをしない傾向にあるそうです。
以上、ボリビアのクリスマスレポートでした。
皆さま良いお年を