消防職員の意見発表会 最優秀賞に小林消防士長(須賀川消防署)

須賀川地方広域消防本部主催、「消防職員意見発表会」は十六日午前、 同消防本部で開かれ、 須賀川消防署の小林友樹消防士長が最優秀賞に選出された。 
二月十六日福島市で開催される県大会へ出場する。 
消防業務に対する提言や取り組むべき課題等について、 平成二十八年度などの採用職員八人が 「消防防災に関するもの」 をテーマに発表した。 
小針則雄消防長、 安田柳一市教育委員会教育研修センター指導主事、 本社などから計五人が審査に当たり、 上位三人を選出した。 
最優秀賞に選ばれた小林消防士長は 「作りましょう。 子供たちと共に」 をテーマに、 救命率の向上について、 救急隊のスキルや最新医療機器の設置の外、 救急車が現場に到着する約十分間で救急現場に居合わせた人が心肺蘇生を行うバイスタンダーＣＰＲが最も重要と話し、 幼少期からのバイスタンダーの教育を取り入れ、 いつ、 どこでも住民が救命処置を行える未来をと提案発表したもの。 
上位入賞者は次の通り。 
▽優秀賞＝本田真也 （須賀川消防署長沼分署湯本分遣所） ▽努力賞＝和泉忍 （同鏡石分署） 
 （最優秀賞を獲得した小林消防士長）