令和5年の救急出動件数 須賀川地方広域消防本部 | マメタイムスのブログ

令和5年の救急出動件数 須賀川地方広域消防本部

須賀川地方広域消防組合は令和五年の救急出動件数をまとめた。 
昨年一年間の出動件数は、 過去最多の六千四十九件 (一日平均十六・五人) で前年対比三百七十件増、 搬送人員も五千四百三十六人で同三百四十五人増となった。 
東日本大震災が発生した平成二十三年の五千四百七件を最高に減少傾向にあったがコロナの五類移行に伴い、 行動範囲が広くなったことや熱中症による救急搬送などが増加したと見られている。 
事故種別の中では 「急病」 が四千百八十一件 (前年対比二百五十五件増) と最も多く、 全体の件数で六九%を占めている。 
急病に次いで多いのが 「一般負傷」 の七百八十四件 (同百七件増)、 「転院搬送」 四百五十三件 (同二十六件増)、 「交通事故」 三百七十八件 (同六十件増)、 「労働災害」 は七十四件 (同三十一件減) と減少した。 

「熱中症」搬送77件増の169件

熱中症は百六十九件で前年比七十七件増加。 
傷病程度別搬送人員を見ると、 死亡百九十一人、 重症六百二十七人、 中等症二千二百四十六人、 軽傷二千三百七十二人。 
救急需要は年々上昇傾向で、 出動件数の六六%が六十五歳以上となっている。