須賀川高校114年の歴史に幕 須賀川創英館に統合 | マメタイムスのブログ

須賀川高校114年の歴史に幕 須賀川創英館に統合

今春 「須賀川創英館」 に統合される須賀川高校の終業式と閉校行事・節目の会は十八日同校で行われた。 
コロナの禍の影響で、 校内放送による集会形式で行われ、 森下陽一郎校長が 「須賀川高校から創英館高校への変革期にあたり、 この会は閉校式とは呼ばない。 須高と長高が活躍したステージがエピローグを迎え、 次のステージのプロローグを迎える節目となる。 須高は創立百十四年を終えようとしている。 先人たちの切り拓いた伝統を引き継ぎ、 次年度は創立百十五年目の、 創英館としては一年目の年になる。 前に進む活気、 活力としてより良い方向にもっていきたい」 と述べた。 
続いて、 生徒を代表し舘脇さくらさん (二年) が 「須賀川高校という名前が変わってしまうのは悲しいが、 なくなる訳ではない。 今までの良き歴史を受け継ぎ新たな文化を新しい仲間とともに築いていきたい」 とあいさつ、 校歌が流れ式を終えた。 
同校は明治四十年に創立、 三万人の卒業生を送り出した。 
五輪日本代表として体操・金子明友、 陸上・円谷幸吉、 自転車・町島洋一氏。 ライ病患者の救済に生涯を捧げた女医・服部ケサ、 その妹で女流作家の服部てい子 (水野仙子)、 日本画家の須田中氏を始め、 政治・教育・医療・文化や産業・経済を支える人材を多く輩出してきた。 
 (須賀川高校で閉校行事・節目の会)