須賀川市の市体育館と芭蕉記念館、市庁舎建設に伴い来年1月末で利用終了 | マメタイムスのブログ

須賀川市の市体育館と芭蕉記念館、市庁舎建設に伴い来年1月末で利用終了

須賀川市は来年1月末で、 市役所敷地内にある市体育館と芭蕉記念館の利用を終了する。
両施設は、 一昨年発生した東日本大震災で被災し施設の一部が利用出来ないことや老朽化などで解体することが決定し、 平成25年度当初予算に解体費が計上されていた。 解体時期は被災した市庁舎の改築工事が始まる来夏ごろに合わせ解体工事に着工する。
市体育館は閉館に伴い、 利用できなくなるが、 市体育館の機能を有する並木町体育館が現在、 改築中で、 来春竣工する間は、 他の市内の各地域体育館や須賀川アリーナ、 市民スポーツ会館などの各施設の利用を促す。
市によると新たな芭蕉記念館を 「おくのほそ道」 で有名な江戸時代の俳人・松尾芭蕉ゆかりの地に建設を検討している。 建設される間は市内本町地内に仮設の記念館を開館させて、 芭蕉や芭蕉ゆかり俳人らの文化的価値の高い資料の展示や観光拠点施設としての役割を担う。
仮設記念館の場所については12月ごろに発表する。
市体育館は昭和37年7月に完成し、 これまで市民の体育施設として利用。 以前は中央公民館が完成するまで公民館機能も併設され、 東日本大震災発生時は市庁舎が使用不能となったため行政機能が入り震災への対応の最前線基地として利用されていた。
芭蕉記念館は、 芭蕉来訪300年を記念し、 平成元年4月に完成。 俳句に関する資料の展示や俳句団体の活動拠点、 俳句に関する勉強会を開催するなど、 オープン以来多くの市民らの文化、 文芸活動の場として利用されてきた。