須賀川市で応急仮設住宅入居者の住宅再建に関するアンケート調査をまとめる | マメタイムスのブログ

須賀川市で応急仮設住宅入居者の住宅再建に関するアンケート調査をまとめる

須賀川市は、 2月に実施した 「応急仮設住宅入居者の住宅再建に関するアンケート調査」 の結果をまとめた。
同調査は、 仮設住宅入居者の今後の住宅再建に対する考え方や住宅再建をするための問題点や課題を把握し、 仮設住宅入居者に対して住宅再建に必要な情報提供を目的として実施した。
対象は市内4カ所の仮設住宅の入居世帯135世帯で、 アンケート票を各戸へ配布し回収聞き取り調査を実施したもの。 アンケート票の回収状況は、 対象135件中132件で、 回収率は97・8%。
今後の住宅再建の意向の中で、 建設、 購入、 賃貸など恒久住宅へ移行する実現について予定や目標では、 ①再建済み・予定②概ね今年6月③同12月、 ④仮設期限満了 (来年3月) の合計が73件となり、 全体の55・3%と半数を超えた。 残りが現時点で不明・無回答59件 (44・7%) だった。
再建の予定・目標の時期では、 「現時点では決められない」 40・9%でトップで、 次に 「再建済み・予定」 25・8%、 3番目に 「仮設の期限満了 (来年3月)」 21・2%となっている。
「決められない」 理由として、 見通しがつかない、 何も手がつかない、 資金的にも収入的にも無理、 金銭的・経済的問題 (年齢的なもの) 等を上げている。
高齢者 (65歳以上) 単身及び高齢者世帯の再建・予定・目標では、 「仮設の期限満了」21・9%、 「再建済み・予定」 12・5%の外、 「現時点では決められない」 が43・8%もあった。
また、 ①概ね今年12月②仮設の期限満了③現時点では決められないの3項目を選択した世帯の今後の住宅再建の方法について、 「住宅の新築・購入」28・4%、 「民間のアパートへの入居」 27・4%、 「市営住宅への入居」 15・8%などとなっている。
この外、 「新しく住宅を新築・購入したい」 を選択した世帯 (27世帯) で、 一番の問題点は 「住宅資金の問題」 が70・4%と答えた世帯が一番多かった。