4月1日から消防救急デジタル無線供用開始 | マメタイムスのブログ

4月1日から消防救急デジタル無線供用開始

須賀川地方広域消防組合は、 「消防救急デジタル無線整備事業」 を実施しているが、 4月1日から、 同デジタル無線の供用が開始される。
同事業は、 消防救急無線のアナログ周波数の使用期限が平成28年5月31日までになっていることから、 現在使用しているアナログ無線は同年6月1日に高度通信ネットワークとなるデジタル無線に移行することに伴い整備していたもの。
同無線整備は昨年1月に着手、 仙台市の㈱富士通ゼネラル東北情報通信ネットワーク営業部が8億1585万円で請け負った。
同事業は、 平成28年の使用期限を待たずに今年4月1日に前倒して、 デジタル運用を開始するもの。
県内では須賀川の外、 福島、 いわき、 白河、 相馬の五消防本部で平成25年中には供用を開始する予定となっている。
デジタル化は全国の消防機関一斉に実施するもので、 須賀川消防組合は消防本部通信指令室を本局に、 管内の芝草 (天栄村)、 沢又山 (須賀川市東山)、 鎌倉岳 (古殿町) の3カ所の中継所を設置する。 また、 消防本部庁舎北側に高さ45・6㍍の鉄塔を設置した。 最頂上にはデジタルアンテナと避雷針が備えられている。
同組合では消防ポンプ自動車、 救急車、 広報車、 庁用車などの車載無線機45台、 携帯無線機46台が該当し、 音声通信を基本機能として付加機能としてデータ通信が可能となる。 伝送速度が高度化してデータの加工が容易、 さらに秘話性 (会話が漏れない) などの特徴があるという。