震災で被災した藤沼湖自然公園整備を核に長沼の活性化に取り組む商工会 | マメタイムスのブログ

震災で被災した藤沼湖自然公園整備を核に長沼の活性化に取り組む商工会


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長沼商工会 「藤沼湖自然公園復興プロジェクト委員会」 は四月から藤沼湖を活用したイベント等を実施する。
市では 「市震災復興計画」 を先導する重点プロジェクトに「藤沼湖周辺の再生・整備」 を位置付け、 東日本大震災の影響で藤沼湖えん堤決壊による被災者の生活再建支援と自然公園の再生に取り組んでいるが、 現在、 被災した藤沼湖の施設が利用できないことから、 商工会では同地区への観光客の減少、 更には地域経済の低迷を食い止める取り組みを行うために委員会を設立した。
委員会では4月に橋本克也市長に藤沼湖を利用したイベントの開催や藤沼湖サポーターズなどソフト面での提案書を提出する外、 4月下旬に藤沼湖の現状を知ってもらおうと見学会など実施する計画。 平成25年度中に復旧工事の完成予定の周辺施設の再開までの繋ぎとして事業に取り組むことにしている。
また、 藤沼湖を活用した長沼地域の活性化には同委員会の外、 長沼城址を考える会や長沼観光物産協会等との協力を視野に事業を推進する。 深谷武雄委員長は 「藤沼湖を盛り立てることは西部の活性化に繋がる。 単なる復旧でなく、 震災の経験をプラスに生かすことが重要で、 子どもたちが住んで良かったと思える地域にしていきたい」 と地域を上げ藤沼湖の再生に取り組む決意を述べていた。
(現在の藤沼湖)