「3.11」あの日を忘れない。須賀川市内各地で犠牲者を追悼 | マメタイムスのブログ

「3.11」あの日を忘れない。須賀川市内各地で犠牲者を追悼


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東日本大震災発生から2年目を迎えた11日、 犠牲者を偲び哀悼の意を捧げる催しが市内各地で行われた。
須賀川市内の小中学校でも全校朝礼や震災関連の講演、 避難訓練などが行われた。
阿武隈小は体育館で全校朝の会が行われ、 児童460人が犠牲者に1分間の黙とうを捧げた。 渡邉真二校長が 「東日本大震災から2年が経ったが、 今も苦しんでいる人がたくさんいる事を忘れないでほしい。 震災が起きた時一番大切なものは命、 大きな災害が起きた時どこに逃げるか、 何をするか前もって家族と話し合ってほしい」 と話した。 児童らは震災発生時のことを思い浮かべながら、 しっかりと胸に刻んでいた。
須1小 (八木沼智恵子校長) は同午前、 市内並木町のものづくり支援センター研修会で 「震災を考える日」 として同窓会会長堀江祐介さんを講師に講話会を開いた。
防災の大切さや命の尊さについて全校児童が学ぶことを目的に、 昨年に引き続き実施したもの。
講話会には4年生から6年生約300人が参加。 「震災・ふるさとの復興へ向けて」 をテーマに堀江さんが震災時に中心部にある商店街が被災を受け、 復旧するために国の補助を受けて復興していくまでの経緯やこれからのまちづくりについて講話した。 午後からは避難訓練や黙とうを捧げ、 最後に各学年代表者が復興に関する思いを作文に発表した。
大東小では避難訓練、 稲田中学校では 「震災を振り返る会」 として昼休みに校長からの講話が校内放送された。
藤沼湖決壊による被災者の会 (森清道会長) 主催、 「東日本大震災・藤沼湖決壊による犠牲者追悼式」 が午後、 長沼保健センターで行われた外、 須賀川市役所、 鏡石役場では半旗を掲げ職員が黙とうを捧げた。
(須1小の児童らを前に講話する堀江同窓会会長)