2005年07月03日(日)(その2)

 

   何のかのと言っても、60歳までにはまだ約10年間は何らかの形で食い繋いで行かなくてはならないという現実がある。

   いかにも中途半端と言える50歳前後でこんな時代が訪れようとは夢にも思っていなかったが、現実に訪れた・・・

  ジタバタできない状況なのだから腹を括るしかないのだ。やれる範囲、それなりに持っているであろうプライドなるものをすっかり脱ぎ捨て、一兵卒としてやり直すしかないのである。

   やれる範囲で、何らかの形で貢献しないと生き残れないのである。頑張っても淘汰されて本体自体が消滅しては本気で偉いことである。なりふりなど構っては居られないのである。

 

   最前線に居て、世の中の流れはさっぱり見えてこない立場だけど、何やら少しだけ調子は上向いてきた気がしないでもない。まずいことは断ち切りいいと思われることを極力伸ばして行くことである。頑張ればなんとかなるということを信じて・・・

 

   まずはここ3年を乗り切り、ざっとその後10年を自分なりの形の整えられればいいのかなと思うけど、そうそう思い通りになる筈も無し・・・そもそも母体自体がきちんと生き残ってくれる前提での話だし・・・えらい時代になったものである・・・

 

   さて、今日来店予定のお客さんはかれこれ接触し始めて6ヶ月にもなろうとしているが、やっと直接会えることになった。電話で話した感じとしてはかなり感触もいいと思う。丁度かのアナウンサー氏の話とほぼ同時進行で進んでいたと思うけど、何かと時間を要しやっとここまで漕ぎつけた。今日初めて会える訳だ・・・

 

   しかし、これで完全にネタ切れ状態に陥る・・・まずい状況だ。なかなか次なるターゲットが出てこない。打って出る営業ができない以上、せいぜい見込み客へのDM位しか手が無い・・・ひたすら受け身でしかない立場がもどかしい・・・

 

   業者を取り込んで情報を掴みタイアップする手も何だか無理があるし、いろんな意味で自由競争の環境ながらあまり無理はできない・・・受信で投機的商品を自信もって売り込めない小心者、与信となると慎重になり過ぎてチャンスを逃す・・・

 

 受信であれ与信であれ割り切りや押しの強さや思い切り・・・ある程度のリスクを取る営業が望まれるのかもしれないが、それがキチンとできないのが自分。

 

   リスクの無い営業などあり得ないのかもしれないし、切った張ったではないにしろ勝ち組と負け組が歴然と存在する世界常に勝ち組で居られる筈も無い。
(合併前の本店前)