2005年06月14日(火)
今日の総武快速線車中はどこか関西方面の元大学教授かどうか分からんが、椎名氏の忌み嫌ういかにも小うるさいジイサンが、車中に響き渡る声でずっと喋り続けていて参った。
要はてめえが耳が悪いんだろうけど、誰もが静かに本でも読もうかという空間で、もはや公害とも言える狂ったヤギのような声で馬喰町から津田沼に着くまで喋りっ放しだった。
相手のジイサンもその話をまともに聴いているとは思えなかったが、何だかふわふわとした間の合わぬ合いの手を入れ続けていた。
自慢話なんだろうけどさすが大学教授らしく、言っていることはさほど馬鹿とは思えぬ内容だった。
しかし、未だ誰も目も冷めやらぬ車中で、この声は公害以外の何ものでもなかった。一番なりたくもないジジイの典型だった。
そして昨晩辺りからいよいよ50肩が激しく痛みだし携帯電話を持つのも厳しくなってきた。ミーがプールでプカプカ浮かびながらストレッチをしてくれる40分で六千円もするという治療を受けててみろと言ってくれたけど、若いインストラクターのオネエサンに揉み解して貰うのは何だか憧れてはいたけれど、ちょいと踏み切れないでいるのだった。
予約が必要の様だけど気持ち良さそうだし一度やって貰おうかな・・・いつも若々しい椎名氏は50肩なんてものにはなったりもしないんだろうなタケルン氏や野田氏にも同様のものを感じるし羨ましくてならぬ・・・
要するに平均的サラリーマンの世界しか知らない自分としては、強い憧れを推名氏他に抱いてしまうのである。
そして、あんな風に焚火の周りでお少年の如く思いっきり酔いしれてみたいのである。
まだ野田氏の本まで辿り着けていない現状なのに、弾みで群ようこ氏に綾小路きみまろ氏の本まで買ってしまった。
帰りの車中のまどろむ空気の中できみまろ氏の本は至極スンナリ頭に入って来た。よくまぁあれだけ笑える話がスラスラと浮かんで来るものである。
何度かテレビで聞いたことのある話だったと思うけど、そんなこと何の問題もなく何度聴いても変わらぬ面白さであった。
ミーにチラッと見せたら、即座に笑い転げていた。こんな本は貴重である。
(総武快速・・)