2005年04月17日(日)(その3)

 

 しかし、確実に何かが起こる予感はしてならない・・・ややもすれば実に不遜極まりない話だけど、それを望んでいる気さえしてしまう。

 

 おとなしく自滅を待つという気分でもない妙な感覚・・・できれば自分も爆発してやるぞ的超馬鹿な挑戦者・・違うな・・テロリスト的でもない妙なハグレ者的気分なのである。

   つまりは何だか穏やかな気分などでは居られないという訳で・・・どうにも刺々しい荒くれた穏やかではない気分なのである・・・

 

 そして、日々継続してきたのマイブックの筆が急に止まってしまった・・・何か色気でも出したかな・・・得てして、ついその気になったりした時に陥る典型的、そして失語症的症状の表れだ。

 

   元はといえば単なる日記・・・そこに何らかの思惑を混入させ、まぜ合わせながら、且つ考えつきもしなかった東京新宿曙橋と言う超都心ど真ん中・・・しいて言い換えれば東京副都心新宿区のまぁど真ん中・・

   そこに元々佐賀出身のクソ田舎者である自分が、一応埼玉大宮に8年程も住んでそれなりの免疫は有しているものの、大分・熊本を経て舞い戻って来て、しかも単身赴任で新宿区内の単身者専用寮に住むという・・・なかなかドラマチック過ぎる展開だったのである。

 

   ただでさえ無理があった訳で、筆など止まってしまっても何らおかしくも無いというのが大方の見解かもしれないけれど、ここまで年間数冊なんて馬鹿げたことを複数年続けてきたことも影響してか6月一杯でこの一冊が書き終われば御の字などという一首の余裕のなせる業だったのかもしれない。

 

   少し考えたいことも湧き出てきたりして、中途半端な気分に苛まれたこともあったのかもしれない。

 

   そして更に、「終戦のローレライ」によって、現状の浮かれまくった、そして伸びきった精神状態が、自分の中で何とも許せなくなってしまいドッカンと爆発してしまいたい衝動に駆られてしまったのかもしれない。

 

   何処かキナ臭いアジアにおいて人一倍弱腰日本と言う国が、ほんの6~70年前まで今の中・北・韓に負けずとも劣らぬ暴走国家だったことを何となくでも知り得る世代として、では一体どういう態度で考えで対処して行けばよいのか・・・分からなくなっている。
(新宿曙橋)