NACに通院するまでの経緯です!

 

検査とカウンセリング

 

初めてのNAC。

私が初めて伺った当時は、コロナの影響で説明会はなく(とても残念)

事前予約もしていたので、すぐに 妻:AMH検査/夫:精液検査 となりました。

 

検査の結果は、想像していたより悪いものでした。

 

妻のAMH測定結果 : 1.34

             (40代前半のAMH平均値…)

 

夫の精液検査結果  : 高速前進精子数 0個

 

なにしろ1000円で両方検査してカウンセリングもしてもらえるし

とりあえず行ってみよう!というノリだった我々には、ダメージがデカかったチーン

 

夫婦共々、その頃は今以上に不妊治療のこと知らなかったし、

人工受精→体外受精/顕微授精 って順番にステップアップだと思ってました。

 

でも、夫の検査結果の紙に

「自然妊娠は困難と思われます。顕微授精適応です。」

ってハッキリ書かれてあって、そんなに駄目なの?お金いくらかかるの?等々

考えながら呆然としてしまいました。笑

 

診察室1番、例の理事長ルームに呼ばれて説明を受けたときも

現実を直視できないあまり、

 

お母さん「普通って人工授精からスタートじゃないんですか?」

 

  …なぁんて戯けた質問をしてしまったところ

 

おじいちゃん「末期がんステージⅣの患者に、食事指導からするかね?そういうことです。」

 

  と、ハッキリ言われました。これがショーキチ節かぁ。笑

  てか、え、我々ステージⅣなんですか?笑い泣き

 

この日は、主に夫の精液検査に対して「もっと詳しい検査をした方が良い」

とのアドバイスを受けて、後日また精液検査(自費の高いやつ真顔)を

受けることに。

AMHは、「ちょっと低い」と言われましたが、そんなにダメ出しは受けず。

女性側のこれ以上の検査は勧められませんでした。

 

この日のカウンセリングで、実績はあるし、

クセ強だけどハッキリ言ってくれて信頼できるクリニックなんじゃないか…

と思い、NACの通院を本格的に考え始めました。

 

 

夫の精液検査2回目(クルーガーテスト)

 

さて、前回のカウンセリングからしばらくして、もっと詳しい精液検査を

してもらいに再び来院。ホルモン検査のため、採血もしたそうです。

 

クルーガーテストというもので正常形態精子がどれくらいいるのか

見れるのですが、なんと0個。

(パーフェクトないが、惜しいのはいる って紙に書いてくれてた。笑)

理事長ROOMのモニターで、精子を1個ずつ見させてもらいましたが、

 

おじいちゃん「これも美しくないね〜、これも穴あいてるね〜、これも駄目だね〜…」

 

とダメ出しが続き、夫には申し訳ないが面白かった。笑

そしてやはり高速前進精子数は非常に少なかったです。

 

最終的に、理事長から以下のメモの説明を受けました。

 

■タイミングは可能だが、成功率低い

■人工授精はムダ

■体外受精か顕微受精は可能(体外なら保険適用、顕微なら成功報酬制度)

 

 

この頃は、今ほどNACは保険診療の準備ができてなかったんだと思います。

保険適用なら体外受精って言われたから…

今は加藤レディースクリニック方式で、保険適用で顕微もできるみたいだもんね。

最近は保険診療担当の院長先生ROOMに入っていく人も多いし。

 

当時、私も保険適用で治療できると思っていたので、この説明を受けて

え、自費ですか滝汗ってなりました。

正直それを聞いて迷いもしたのですが、保険診療は縛りが多いし

ゴールが分からない不妊治療において、顕微授精やるなら最初からゴッドハンドに

お願いしたほうが色々試してお金かけるより良いのではないか…と思い

NACで顕微授精(成功報酬制度利用)をすることに決めました。

 

 

※私がNACで説明を受けたのは2023年6月だったので、当時の料金制度

 (成功報酬は3回まで)で現在も治療を受けていますが、

 2023年7月から料金制度が変わっているそうですので、通院ご検討中の方は

 最新の料金制度等はクリニックにお問い合わせ下さいませウインク

 (成功報酬は1回になっちゃったんですね。保険で他院に流れたり、

 いろいろ苦しいんだろうなぁ。)