スペイン8日目、バルセロナです。
サン・パウ病院(世界遺産)とカタルーニャ音楽堂(世界遺産)にいきました。
もちろん、サグラダファミリア(世界遺産)も行きました。
サン・パウ病院
病院がユネスコ世界遺産に???
「世界で最も美しい病院」とも呼ばれており、さまざまなタイルでの装飾やステンドグラス、また、絵画など、とっても豪華な病院だったからでしょう。
現在は病院として使用されおらず、観光スポットとなっているようです。
振り向くと、サクラダファミリアが見えます。
サクラダファミリアの周りの道路は、
一辺が統一された碁盤の目になっています。
サンパウ病院とサグラダファミリアは、その碁盤の目の対角線上に位置するにもかかわらず、碁盤の目の対角線を通りサン・パウ病院とサグラダファミリアはガウディ通りで斜めに繋がっています。
サン・パウ病院でお亡くなりなった人は一直線で教会に行けると言うことでしょうか。
サン・パウ病院の正面には、パウ・ヒル(Pau Gil)の記念碑がありました。パウ・ヒルは事業で成功しお金持ちになり、遺言により総合病院建築のために遺産を使ったようです。
入口を入りました。事務棟でしょうか。
細部に絵画とかタイルで装飾されています。
正面塔の端にも絵画がありました。
病院の全体像は左右に病棟が並んでいます。
病棟、中庭の両側に並んでいました。
病院内は天井は高く広々としています。
観光用にベッドが並べられていました。
各病棟の端には小さな祭壇がありました。
そこで礼拝が行われていたのでしょう。
サン・パウ病院は「芸術には人を癒す力がある」という理念のもと患者が快適に過ごせるようにタイルや絵画や豪華な装飾が施されているようです。
豪華なステンドグラス、ガラス扉など、明るい光が差し込むようになっており、広い空間が更に広く感じました。
Pだった記述が、Rに変更されたとのことです。
経緯は失念しました(^_^;;
ローカルガイドさんがしきりと説明されていましたので見どころだったのかも知れないです。
手術室、全面ガラス張り。
明るいのはともあれ、研修医が勉強したり、家族とか見守ることもできたのでしょう。
各病室と手術室は地下道で繋がっているとのことです。
中庭の前には事務棟?がありました。
立派な建物です。
正面の建物の窓からはガウディ通り越しにサグラダファミリアが見えました(^_^)/
これも患者に癒しを与える絵画のようです。
サン・パウ病院の時計台と中庭の十字架と病棟の照明、世界遺産となったのも分かるような気がしました。
現代の病院の方が医療技術ははるかに上でしょう。けど、精神的には非常に癒される病院だったのだろうと思いました。
カタルーニャ音楽堂
現在も利用されている音楽堂です。
世界遺産と認定されています。
正面入り口です。
壁の角には、カタルーニャの人々がひとつになっている様子の彫刻がありました。
今は使われていないチケット売り場。
柱の中に人が入っていたようです。
階段の手すりの支柱。
ガラスと金属と石こうが融合しています。ガラス職人と金属職人と彫刻職人が共同で作り上げたようです。
テラス前のステンドグラス。
テラス手前のステンドグラス。お花柄のステンドグラスが素敵です。
テラスも赤レンガ、お花柄のタイル細工で素敵でした。
タイルもステンドグラスも花をモチーフにしたデザインが特徴的でした。
いよいよ音楽堂に入ります。
そんなに広い音楽堂ではないですが、彫刻、ステンドグラスがたくさんあります。
両サイドには、ベートーヴェンとワーグナーの像がありました。
舞台の後ろには、上半身は石こうで下半身はタイル細工の楽器を持った壁面装飾がありました。
下半身がタイルなのは、音響効果を考えているのかも知れないです。
大きなパイプオルガンも正面に。
天窓はステンドグラスです。
ステンドグラスには、女神が描かれていました。
天窓のステンドグラスは平面ではありません。また、立体的な薔薇の天井装飾もあり、素晴らしかったです。
この湾曲したステンドグラスも音響効果が考えられているのかも知れないです。
横の窓も綺麗なステンドグラスです。
照明もついていますが、すべて内側を向いています。これも音響効果?
背後上部にはペガサスがいました。
1905年から1908年にたかだか3年で作られたようです。サグラダファミリアは100年を超えているのに・・・
外にでると大きな物体が(^_^;;
正面から見ると女性の顔に見えますが、横からみると押しつぶされています(^_^;;
ジャウメプレンサ(Jaume Plensa)のカルメラ(CARMELA)と言う銅像のようです。
そもそもアメリカに渡るはずの銅像でしたが、市民が残して欲しいと言うことで現在もあるようです。
先日までは、イスラム文化にまつわる建造物が多かったのですが(アルハンブラ宮殿、メスキータ、トレド大聖堂、等)今日はまったく異なる世界遺産でやっと現代に戻ってきたような気分でした。





































