おはようございます。

 

朝からジッポーの重い話で恐縮します。

暇な夜にでも片手にグラスを持ちながら、ノスタルジックな気分になって頂ければ幸甚です。

ジッポーのテーブルライターの紹介です。
①Corinthian(1960年~66年)
②Moderne(1960年~66年)
 

  Corinthian

コリンシアンと読みます。

ジッポーは無骨なところが良いですが、非常にスムーズなテーブルライターです。


見た目は、3種類あります。
クローム:Bright Rhodium Finish
ブルー:Turquoise and Rhodium Finish
パール:Pearlescent & Rhodium Finish

インサイドユニットは、スリムライターのようみ見えますが、特別に設計されているようです。

インサイドユニットの表示は、2種類がありました。


ZIPPO MFG.CO.BRADFORD.PA.
MADE IN ZIPPO U.S.A.
PAT.2517191(R)PAT. 2940286

ZIPPO MFG.CO.BRADFORD.PA.
MADE IN ZIPPO U.S.A.
PAT.2517191(R)PAT. PENDING

ジッポーは、無骨だからジッポーだと思いますが、こんなスマートなテーブルライターもあったと言うことですね。温故知新。。。

 

  Moderne

ワクチンメーカに似たスペルですが、ワクチンメーカとは無関係です。


日本ではモダーンと読みます。

ジッポーのモダーンは、近代的と言うことでしょうか???

モダーンのテーブルライターも、コリンシアンと同様に、特別に設計されたインサイドユニットです。コリンシアンと共有できます。


モダーンも3つの仕上げで生産されています。
ブラック:Black and Rhodium Finish
サテン:Satin Rhodium Finish
クローム:Bright Rhodium Finish

コリンシアンよりは、無骨です。

当時は、近代的なデザインだったのでしょう。温故知新。。

 

  おまけ

1950年代から1970年代まで、ジッポーだけでなく、ライトポイント(ritepoint)と言うライターも存在しました。

ライトポイントです。

ライトポイントの特徴としては、広告をライターの中に浮かせることができます。

また、リッドを開けて、ボタンを押すことにより着火できるようになっており、オイルの無駄な揮発を軽減できます。

ジッポーとの比較です。

機能的には変わらないライターです。


ジッポーが現存している、かつ、コレクターが多いのは、やはり「無骨さ」だけでなく「製造年表示」が重要なポイントだったと思います。

クロスボールペンにせよ、モンブランにせよ、製造年が分かるようにしたらもっともっとコレクターがいたように思います。温故知新。。