窃盗罪(パチンコゴト) | 裁判傍聴記

窃盗罪(パチンコゴト)

窃盗罪(パチンコゴト)
51歳男性被告(初犯)

かなり昔の一発台(特定の入賞口に玉が入ると、1万円前後の利益になった)全盛の時代は磁石ゴトが主流でしたが、ゴト業界もハイテク化された、このご時世になんと磁石のゴト(磁石の防犯装置を設置していないパチンコ店も非常にめずらしい)です。

(冒頭陳述一部抜粋)
被告は自身で通いつめていたパチンコ店において磁石を使用して大当たり穴に玉を入賞させ当り賞球である玉10個を盗み・・・

裁判ではゴトを行ったパチンコ台がどのタイプか分かりませんが、おそらく羽根物系のタイプと思われます。
玉10発=40円を盗んだと、冒頭陳述のみ聞くと、とてつもなくしょぼい犯罪です。
まあ、想像するに羽根物のVゾーン(当たり穴)に入賞されるために磁石で誘導したのだから、ことが無事完了すれば、数百円~数千円程度の利益が確定したんでしょうが・・・

被告人質問をしばし聞くと、被告のおじさんは逮捕されるまでに常連になっていたパチンコ店で1日8000円を目標にせっせと磁石で玉を誘導させていた模様で、それを4ヶ月ほど毎日続けていたそうです。

ほう、すごいじゃないか、毎日同じ店で磁石ゴトを続け4ヶ月捕まらないなんて、
単純計算すると
1日の目標額8000円×120日=960000円
玉10発からは飛躍的に金額がアップしたよおじさん♪
でも、常習性があることで求刑額もアップしてしまうかも・・・

検察官は懲役2年を求刑


携帯キャッシングv(^-^)v