【隠された歴史！？：vol７ 】
皆さんは、歴史の中で
埋もれてしまった歴史というものに興味を惹かれたことはありませんか。
本当の歴史というものは
もしかしたら隠されている
または、隠れている
あえて隠さざるを
得ないのかもしれません。
今日はそんな弘前の歴史
歴史上有名な人物が出てくる場所をご紹介します。
今回ご紹介する場所は、
「巌鬼山神社」
がんきさん神社
今回も鬼です。
これは私の解釈になりますが
青森という場所は、
三内丸山遺跡があったり、青森の海底遺跡など
正直言っていろんなミステリーがあり
確実に大陸との外交があったのではないでしょうか。
そんなこともあり鬼というのは渡来人だったのではないだろうかと
思ってしまします。
すみません。少し脱線しましたが
そんなこともあり
今回は鬼にまつわる場所を巡っておりました。
この
巌鬼山神社は
延暦一五年（七九六）岩木山北麓 に巌鬼山西方寺観音院が建立されたことに始まり、
坂上田村麿の蝦夷平定祈願のため
再建されたと伝えられる。
また、文安五年（一四四八）に社殿が
野火によって焼失した ため
長見氏によって再建、
その後、藩祖津軽為信が修復したほ か、
慶長九年（一六〇四）にはその子信建が
「津軽総領主宮内 大輔藤原臣」銘の鰐口
（県重宝）を奉納しています。
さあ、そしてここに
気になることが書かれています。
初代藩主為信の長子信
建のえぼし親が
なんと石田三成
だったのです。
信建は父より先に死去したこともあり、正式に代を譲られておらず、為信の跡は弟の信枚が継ぐことになりました。
なので、津軽藩の家系図でも
長男であっても
あまり見かけない存在です。
信建は関ヶ原の戦いで父である為信と敵味方同士になります。
その際敗北後、三成の次男・重成らを若狭国からの蝦夷貿易ルートで津軽へ逃し、
信建本人は京・大坂に留まり、
津軽家の外交要員として活動していたらしく、公家たちとの盛んな交流をしていたようです。
以前ブログにも書かせていただいた
高照神社よりも奥にあり
※高照神社はこちら⬇️
道なき道を行くので
本当にひっそりとでも
厳かな雰囲気を持つ
そんな場所です。
進んでいくと
立派な杉の木が並んでいます。
そして今回なぜか子猫ちゃんに遭遇
本当に人懐っこくて可愛かった。
ついつい歓迎されているのかななんて思ってしまいます。
津軽という場所は、
弘前という場所は、
津軽という場所はなんて面白い場所なのだろう。
石田三成、徳川家康、豊臣秀吉
歴史を動かした人物たちが
この北の奥。
津軽に関わっていたという事実がもっと広まると良いなと思います。
さて、次回は少し現代に戻ります。
大鰐温泉という場所について書かせていただきます。
へばまたの。