季節の変わり目には何かしら体調に変化が生じる。
足のかさぶたが治らない。もう三週間くらいか。
右足の腿と左足の脛に1つずつ。
朝起きるとベッドは血とか変な汁で汚れてる。
変な汁とは透明なゼリー状のもので、傷口を治してくれる汁。僕は「回復の汁」とよんでる。
こいつが固まると傷口を守ってくれる。だけど寝てる間掻いて、固まらなくなってるんだろ。
実際、とても痒い。
ところで、僕は自分の体を掻いてる時ある味覚を感じる。はっきりとではないけど、ほんのり「かっぱえびせん」の味がする。何故だかわからない。そんなに食べないのに。
一度手をつけてしまうと「やめられないとまらない」ゾーンに突入してしまうのは同じ。
皮膚が弱くて、小さい頃からアトピーで悩んでいた。子供の頃は服が擦れるという理由でランニングに半ズボン。更に髪で擦れるという理由で坊主。しかも太っていたので、完全に「裸の大将」。
その頃の記憶はほとんどないけど、大変な幼少期だったのだと思う。
今、家ではいつも半ズボンか、パンツ一丁。気持ち悪いので外出る時は長ズボンで隠してる。
家にいる時傷口が目に入る。自分の意思とは関係なく、ツーっと回復の汁が流れてる。
カフカの「変身」で虫になった主人公が自分の意思とは関係なく、8本の足が反射的に蠢く描写を思い出す。僕の体も主従関係があって、主人のためにアレコレしてくれるお世話さんがいるのだ。
二日前から写真に撮りはじめた。見比べてみると、少しずつだけど治ってはきてる。
治った皮膚をよく見ると傷口だった跡が見える。
自分の皮膚は生きてるんだなぁ、と当たり前のことを思うと同時に自分のことではないみたいだ。お世話さんのお陰だ。
ありがとう、お世話さん。
これからもよろしく。
皮膚科行けよって話なのは分かってる。
足のかさぶたが治らない。もう三週間くらいか。
右足の腿と左足の脛に1つずつ。
朝起きるとベッドは血とか変な汁で汚れてる。
変な汁とは透明なゼリー状のもので、傷口を治してくれる汁。僕は「回復の汁」とよんでる。
こいつが固まると傷口を守ってくれる。だけど寝てる間掻いて、固まらなくなってるんだろ。
実際、とても痒い。
ところで、僕は自分の体を掻いてる時ある味覚を感じる。はっきりとではないけど、ほんのり「かっぱえびせん」の味がする。何故だかわからない。そんなに食べないのに。
一度手をつけてしまうと「やめられないとまらない」ゾーンに突入してしまうのは同じ。
皮膚が弱くて、小さい頃からアトピーで悩んでいた。子供の頃は服が擦れるという理由でランニングに半ズボン。更に髪で擦れるという理由で坊主。しかも太っていたので、完全に「裸の大将」。
その頃の記憶はほとんどないけど、大変な幼少期だったのだと思う。
今、家ではいつも半ズボンか、パンツ一丁。気持ち悪いので外出る時は長ズボンで隠してる。
家にいる時傷口が目に入る。自分の意思とは関係なく、ツーっと回復の汁が流れてる。
カフカの「変身」で虫になった主人公が自分の意思とは関係なく、8本の足が反射的に蠢く描写を思い出す。僕の体も主従関係があって、主人のためにアレコレしてくれるお世話さんがいるのだ。
二日前から写真に撮りはじめた。見比べてみると、少しずつだけど治ってはきてる。
治った皮膚をよく見ると傷口だった跡が見える。
自分の皮膚は生きてるんだなぁ、と当たり前のことを思うと同時に自分のことではないみたいだ。お世話さんのお陰だ。
ありがとう、お世話さん。
これからもよろしく。
皮膚科行けよって話なのは分かってる。