もう、私の中では病院に行かないと決めた。

 

あの待合室で待たされて、そして点滴。

移動でごん子はさらに疲れてしまう。

自分が選んだ病院、、予約制ではなく、いつでも見てくれて お休みがなくて、無麻酔で歯石をとってくれて

比較的家から近く、綺麗なところ。

いくら電話をしていっても、この状況でも配慮がないことについて、憤りを感じてしまっていた。

ごめんなさい。言葉がすぎたかもしれません。

がシニア犬、状態により、別の静かな待合室があるなら、せめてそこに通してほしかった。

あそこは、最後通告をするための待合室だったのか・・・

なにかお考えがあっての設備なのだろうけれど。知らなければよかった。

 

悲しい気持ちとは裏腹に快晴、風のおかげて、富士山が綺麗に見える

ごん子さんをだっこして、富士山をみる。 

息がどんどん荒くなってくるのが痛々しい。

尿は1日1回。だすのもつらいようで、ばたばた、サポートをするとたくさんする。

半面、とった水分よりもでていくと、脱水症状が・・・

なんとか水をと隙をみては、飲ませてみる。

午後、姉夫婦がきてくれた。

会えてよかったといってくれて救われた。

低体温のため温めないとと思うが、けいれんではあはあすると体温が上がる。

温度調整が難しい。

とても辛そう。見ているだけでかわいそうになる。 でもはあはあの隙に水、もしくは、リキッド、もしくは、アイスクリーム

を口に入れる。

時々一口食べてくれるのがうれしい。

 

暗くなると、また不安。 風も強い。 朝が迎えられるだろうか・・

 

3/7 眠れぬ夜を過ごし、朝。

テレワーク。

朝から会議をいくつかこなすが、心が入らない。

ずっとの抱っこは嫌がるので、態勢を変えながら。

ますます、はあはあと息が荒く辛そう。

抗てんかん薬をつぶして 水に溶かして、飲ませてみる。

少しでも楽になればと。体力の消耗を最小限に抑えたい。

 

勝手に、私が仕事をして家を空けるので、昼間のお留守番が前提ということで、

一人でお留守番ができるようにと、工夫をしてきたけれど。

コロナ下で、テレワークが普通となり、急に家にいることになり、戸惑ったに違いない。

さみしい思いをさせてきたな。。。と申し訳なく思う。

 

夕方、さらに息があがる。

テレワークの会議中になにかあると、と気が気でない。

ようやく業務終了。

 

夜を迎える。

とても息が荒い。

もう水も受け付けない。

CBDオイルを垂らしてみる。少し落ち着いたように思う。

しかし、11時過ぎから、さらに息が荒くなり。

少し苦しんだあと、目をあけたまま固まった。

よくあることなので、声をかけてみた。

そのまま、、、かわいい黒のお目目があいたまま。

11時20分ごん子さんは 旅立ちました。

 

ひとしきり泣いて ごん子さんと 朝まで話して、朝少しうとうとしました。