夏ちゃん。
来月で11歳になります。
夏は数年前、緑内障で視力を失いました。
夏の性格や我が家の環境、そして夏の眼の症状や状態に細心の配慮をしながら2年間治療してきましたが、残念ながら視力を失ってしまいました。
治療法は様々ありますが、夏は眼球摘出や義眼手術は受けず 今も見えないながらも「自分の眼」を大切にしつつ暮らしています。
現在は点眼の必要もない状態です。
「緑内障=激しい傷みが延々と続く」とか
「必ず眼球摘出をしなければならない」と思われている方が多いのですが、実際はそうではないです。
今は色々な治療法があります。
私たち飼い主はベストの治療を目指しがちですが、実際にはそのベストの治療法がその子に合っているのか…と言えば、必ずしもそうではないと私は思います。
私は緑内障に限らず まずは病気を知ることから始めます。
そして状況や環境、性格や病状、先々の暮らし方など様々考慮しながらドクターと相談の上、よりベターな治療法を選択するようにしています。
つまり…
①個々の家庭環境
②個々の性格
③個々の病状
④その後予想される経過
⑤最終的な状況
⑥その後の暮らし方
などを考慮しながら……
最高の治療法ではなく
その子にとって
そして我が家にとって
より良い治療法 を決めていきます。
特にテンパった状態の私たち飼い主は、何も考えずつい一番いい治療をチョイスしがちですが、本当にそれがその子に合った治療法なのか…。
一度落ち着いてしっかり考える必要があると思います。
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⚠️お食事中の方はここで一度止めていただいて
お食事が終わってからご覧下さい🙇🏻♀️
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我が家の環境は野鳥がよく遊びに来ます。
その鳥たちはみのりっ子たちのウ〇チをついばんだりすることがあります。
きっと鳥さんたちにとっては必要な栄養があるのでしょうね。
この日も夕方夏と遊んでいるとシジュウカラが夏のウ〇チをついばみに来ました。
その時の夏の様子をご覧下さい。
修正加工していませんがご容赦ください🙇🏻♀️
ジーッと様子を伺い、シジュウカラから飛び立つ瞬間も分かって近づいていく…まるで見えているかのようです。
普段はさっさと片付けるのでこんなシーンは見られませんでしたから本当に驚きました。
失うことはとても悲しいことです。
私もたくさん泣きました。
でも動物たちはいつも「今」を生きています。
見えなくなったことも丸ごと受止めていつもと変わらず暮らしています。
だから飼い主もいつまでも悲観していてはいけないんだと教えられてきました。
失ったことを悲しみ嘆くより、失ったものをどんな形で補ってあげるかを考えるべきです。
その子の暮らしの質を下げないよう、環境を整えてあげることの方がずっとずっと大切です。
同じ悲しみを抱える飼い主さんに届きますように🍀