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自家焙煎珈琲 豆散人アルジの公式ブログ 珈琲と日々

愛知県豊明市にある自家焙煎珈琲店 豆散人(まめさんじん)のアルジが、珈琲のこと、お客さんのこと、日々の思いなどを気ままに綴っております。 (旧 ほちほち日記)

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

今日から季節限定珈琲を甲乙ともに入れ替えました。

 

甲は、コスタリカに代わってお馴染みのパプア・シグリです。といっても、今回は浅煎りではなくて中煎りにしました。いい豆はどんな焙煎度でも美味しいです。

 

アルジがアジアの豆で使うのはこれだけです。以前はお手頃価格の優等生だったのですが、値上がりしまくっているので、販売価格も上がりました。

この豆は、穏やかで甘いのです。派手さはありませんが、しみじみと美味しいです。

 

そして乙は、ケニアの中深煎りです。

苦味もありますが、ちょっと変わった風味で、一筋縄ではいかない玄妙な感じです。複雑な味わいとでもいいましょうか。パプア・シグリとはまた違って、素直じゃない奴です。

 

どちらも1杯600円、100g850円です。

これで年末年始もいきますよ。

 

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

NHKラジオの「リサイタル・パッシオ」で、副島理沙というオーボエ奏者がゲストでした。

主にドイツで活躍中だそうです。声もいいし演奏もいいです。アルジは、昔からオーボエが好きです。

 

神戸出身のこの人は陸上が好きで、中学校に入って部活説明の時に陸上部に行こうとしたら雨で、親友が吹奏楽部を見たいから付き合ってほしいと頼まれ、行ったら、いろんな楽器を吹かせてくれるようになっていて、オーボエを吹いたらちゃんと音が出て、部員がみんな驚いて集まってきて褒められたから、それで吹奏楽部に入り、オーボエ奏者になった、という人でした。

 

何が転機になるか分からないものですね。

そして、連続テレビ小説「あすか」のテーマ曲で宮本文昭が吹いていた「風笛」が演奏されました。久しぶりに聴きましたが、いい曲です。

 

21日(日)21時まで聴き逃し配信で聴けます。

 

 

 

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

最近ネットで目にしたことを書きます。

 

よくある話で、「フルーティーな浅煎り珈琲豆を売ってるお店を教えてください」というようなスレッドがあり、それに対して、推しの店を書く人や、自家焙煎店が自分で名乗り出たりしていました。

 

アルジは、「フルーティー」という言葉を聞いただけで、スレ主も反応している人も分かっていないだろうな、と思います。そして、なんとも歯がゆい気持ちになるのですが、「私の店の豆がお薦めです」というのも嫌ですし、たぶん求められている「フルーティー」さではないでしょうし、もっと穀物的な甘みなんですよ、という説明をするのも空しいし、分かってる風で書いているお店はたくさんあって、それらと同じにしか扱われないことも分かっているので、ただなんとなく読むだけです。

 

中にはアルジが知っているお店も何軒か薦められていました。いやあ、あそこはどうかと思うけどなあ、と思いながら読みます。

 

ところが、最後にすごいのが出てきました。

「お好みの焙煎度に焙煎して送りましょうか? 素人ですけど」

 

素人かよ!

冗談か本気かはよく分かりません。そもそも、生豆と焙煎度だけで味が決まる筈がないのです。技術的なものがすっぽり抜けているように感じます。

 

ネット上では、プロの珈琲屋さんが、副業で自家焙煎珈琲豆をネットやマルシェなどで販売する人に対して、文句を言ったりしています。

でも、売りたい人は売ればいいんです。問題は、それでも普通に売れて、「美味しい」と言われたりもすることです。

 

プロが焙煎した豆を買って飲み、「これなら変わらないな。自分のも売れそうだ」と思われることが問題なのです。

簡単に言うと、本当のプロのレベルの珈琲があまりにも少ない。

味に関する仕事で、ここまでレベルが低い分野は無いと思います。だからニワカで参入できてしまいます。