着信が何度かあり、

夜落ち着いてから電話をかけてみた。

いつものように出てくれないかもしれないと思ったけれ

く2回目のコールで電話に出た。

 

わたしがもしもし、というと

りょうたろうさんは

心にもないことを言ってしまってごめん、と

謝ってくれた。

短文のメールのやりとりしかしていなかったこともあり、

2時間半も話し込んだ。

いつものわたしたちに戻った、のかな。

 

「じゃあ、日曜日は会おうか」とりょうたろうさん。

「都合が悪いのではなかった?」

 

「だいじょうぶ」

 

ということで、一か月ぶりに会うことになった。