先週末のこと。

我が家にとっては久しぶりの遠出の2泊旅行を計画していました。

 

出発の日の朝7時。

起こさなくても自分から起きてきたいぐ。

この時点でちょっと変だなとは思いました。

うちの子たち、休日の朝は8時を過ぎても爆睡しているのが当たり前なので。

 

「ママ~ なんかだるい気がする…」

 

( ゚Д゚)(゚Д゚;)

ド、ドウシヨウ…内心焦りまくる私。

 

いぐ、その後もぐったりと横になって元気がない様子。

熱を測ると37.4℃となんともいやーな感じ…

 

そうこうするうちにぷりこが起きてきて、今日の旅行が楽しみ~とか話し出して。

 

 

まずいぞ…

非常にまずい…

 

このとき私の頭の中ではこんな考えが浮かんでいました。

 

おそらく今からいぐの熱は上がっていくだろうし、旅行に行くのは難しいかもしれない。

そうなれば自動的に私も行けないのは仕方ないとして、

旅行自体をキャンセルしてしまうのはずっと前から楽しみにしてきたぷりこがかわいそうすぎる…。

なんとか旅行を成立させるためにはこれしかない…。

 

つまり。

 

 

夫とぷりこの父娘2人旅行。

 

 

念のためぷりこに、万が一のときはお父さんと2人だけでも行く気があるか確認。

 

ぷりこももうすぐ13歳。思春期ですよ。

ちなみに普段、パパとは挨拶くらいはしますが話らしい話はほとんどしません。

 

 

 

長時間ドライブの車中、遊園地で過ごす1日、2泊するホテルの部屋で…

2人とも無言だったらどうしよう…(+_+)

 

それでもぷりこは旅行に行きたいと言いました。

何を隠そう今回の旅行はぷりこが計画したものだったからです。

 

 

 

行先はこちらでした。↓

お気に入りのVtuberが志摩スペイン村とコラボするらしく、ぷりこ曰く「コラボ期間に行かないと意味がない!」そうなのです…。

またこの次行けばええやん…というわけにはいかないと。

 

 

 

 

さらに、ぷりこが中学生になると塾の曜日と時間が変わり、いまよりさらに遠出の旅行が難しくなります。その意味でもこの3連休は本当に貴重でした。

 

 

仕事から戻った夫にこの計画を話すともちろん2つ返事でok

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…というわけにはいきませんでした。

 

「ママが一緒に行くほうが盛り上がるんだからママが一緒に行けばいい。」

だの

「僕は仕事終わりで疲れているから1人で遠距離を運転なんてできない」

だの、

挙句の果てには

「いぐの熱なんてすぐ下がるやろ。4人で一緒に行けばいいじゃん」

だのと、全然前向きじゃない…

 

 

土曜も仕事の夫。

出発が仕事終わりにならざるを得ず、疲れているときに300キロもの長距離を運転するのは大変なのは本当に理解できまし申し訳ないと思います。

でも、全然知らない道を運転苦手な私がドライブするのは現実的じゃない。

病気のいぐの看病を夫が担当するのもどうかと思う。

 

ちょっと前まで「旅行に行きたい行きたい」と泣いていたいぐを、

「熱があるから家で遊んで待っていよう。」

「普段はママがやらないラキューも一緒にとことん付き合う。」

「なんならYouTube見放題だよ」と餌をぶら下げてようやく説得したのに

 

そんな彼に向って

「いぐちゃん、4人で一緒に旅行に行こう?」

なんて言う?

 

でもソッコーで

 

「僕が一緒に行ったら、みんなに風邪うつしちゃうでしょ」

と断られてましたけど(´艸`)イヒヒ

どっちが大人かわからない。

 

結局、最後の最後は娘との2人旅行を承諾してくれた夫。

それでもなんかイライラした雰囲気をまとっての出発となったのでした。

このとき午後19時半。

 

残された私は、それが最良の方法だったと思ってすぐに了解してくれなかった夫に対してこれまたイライラ…

 

深夜になって熱が上がり始めたいぐ。

なかなか寝つけなくて苦しそうな様子を見て、私の考えは間違っていなかったと再認識。

 

 

ちなみに夫からは23時ごろようやくホテルに到着したと連絡がありました。

この時すでにちょっと楽しそうな雰囲気でした。

夫、旅行を楽しみ始めている様子。

私としては思うところがありつつも、ぷりこのためには良かったなあと胸をなでおろしたのでした…

 

ところで居残り組は翌々日、休日当番医を受診。

いぐ、インフルエンザB型でした。

リレンザをもらってすぐに良くなるかと思いきや、いったん下がった熱が2日後にぶり返し、

結局今週1週間学校をお休みしました。

 

家族旅行が一転、父娘旅行に。

 

私もいぐも旅行に行けなくてとても悲しかった…

 

でも普段交流の薄いぷりこと夫が2泊3日もの間一緒に過ごしたというのは、得難い良い機会だったのではないかと思います。