一昨日の記事をアメトピに載せていただいたようで、急にアクセスが増えてびっくりしています( ゚Д゚)
昨日は久しぶりの平日オフ。
ついに映画「Drコト―診療所」を見てきました!
公開から約1か月、年末年始は休みはあれどひとり時間がなくて…ようやく念願叶いました。
今回は16年ぶりの続編。
当時ドラマの大ファンだった私、下宿の小さいテレビを食い入るように見ていたのを思い出します。好きすぎてバイト代でDVD-Boxも買ってしまったほどです(´▽`*)
ちなみに、行きたくても行けないもどかしさから年末についネットで映画の口コミを(ネタバレのものは除いて)見てしまった私。なんか辛口のコメントが多くて驚きました…。
(あの、コト―先生だよ?見なきゃよかったとかあるわけないじゃん!)と思いつつ映画館へ。
(以下ネタバレあり)
私はとても良かったと思います。
もちろん、コト―先生の優しい声が聞けて、懐かしい面々のお顔を拝見するだけで100%大満足できてしまうファンの言うことですからあてにならないですが。
20年もの間、たったひとりで島のみんなの命を守ってきた先生。
心身をすり減らして献身的に働いてきたコト―先生が、ついに大病にかかって倒れてしまうシーンは見ていて本当に辛かったです。しかももうすぐこどもが生まれるというタイミングで。
この20年間、コト―先生という類まれなる存在に島全体が頼り切っていた。
長い時間があったにも関わらず、コト―先生が倒れるともう代わりがいないという現実は20年前となんら変わっていない。
このことを批判的に書いているレビューが多かったように思いますが、
実際のところ、離島医療は今も変わっていないということの表れなのではないでしょうか…。
映画の最後のシーンでは、コト―先生の目が見えていないような感じがしました。
赤ちゃんを手探りで探すようなしぐさ、焦点の合ってない目。
白血病からは生還したものの、命と引き換えに視力を失ったのでは…
ここまで頑張ってきた先生の最後がこれか…と思うと悲しくてやりきれない気がしましたが、
それくらい、コト―先生は自己犠牲を重ねて診療にあたってこられたということ。
判斗先生が言っていた「病気ってそういうものですよ。」という言葉。
重いですね…
そして変な話ですが、コト―先生に休みなく働いている夫を重ねてしまって申し訳なさが募りました。
コト―先生のように体調を崩してしまっては遅い。彼をなんとかして休ませてあげなくては…
と、常々思っていたことですが、改めてその意を強くしました。
もう3年も週1たらずしか休みがないのです。その日曜日も仕事があれば出かけていくのです。
もちろん24時間365日休めないコト―先生とは比べるべくもないけれど…
家族を路頭に迷わせてはいけないからと酷い扱いにじっと耐えている夫。本当に申し訳ない。
私がもっとできれば彼を休ませることができるのに…と劇中の剛洋や判斗先生の気持ちがわかりすぎるほどわかりました。
以上、個人的に刺さるところの多い作品でした。
いっぱい刺さりまくりでハリネズミのようになって帰宅。
この気持ちを忘れないうちにと、勢いでブログを書いております。
コト―先生、今まで本当にありがとうございました。