「後で」に続く同期に差をつける数量に
関する聞き方です(^^)
パソコン等の機器を販売する営業としよう。
客先に訪問し、担当者との会話。
「パソコンの販売台数はどのくらいですか?」
「うちはかなり多いよ!」
「そうなんですね、分かりました。」
会社に帰って報告します。
「〇〇社はどうだった?」
「かなり多くのパソコンを販売してます」
「かなり多くって、何台のこと?」
「…100台ぐらいですかね」
「1ヶ月に?1年で?」
「…分かりません」
という感じになります。
これでは上司は必要な情報を得られず
次につながる提案もできません。
ちゃんと聞けたらどうなるか。
「パソコンの販売台数はどのくらいですか?」
「うちはかなり多いよ!」
「月に100台ぐらいですか?」
「いや、月に300台ぐらいかな」
「年間3,600台はすごいですね!」
「大量に買うので仕入も安いよ」
「因みに1台いくらぐらいでしょうか?」
「100,000円ぐらいかな」
「なるほど、ありがとうございます」
という感じになります。
このように期間や数量をしっかりと
聞いて、上司に報告できるのと
できないのでは大きな差が出ます。
他社をひっくり返すための策を
考えるためにも必要な情報です。
ここでお伝えしたいのは、
数量や期間などが曖昧な時は
自ら物差しを出して尺度を合わせる
ことが重要だということです。
具体的な数字が出てこないことも
多いのである程度こちらから絞って
いきましょう(^^)