2024年 2/27
前回の続きです
てなわけで、血液検査ではレベル3だったが、手術前最後の機会なので点滴治療(ジェムザール)を決行
朝晩の錠剤、エスワンタイホウもあと1週間(実際は丸い薬)
悪阻のような継続的なムカムカや、
更に色増し増しになった手の色素沈着や、
いただいた資料では、脱毛に関してジェムザールは下から2番目(脱毛は少ないということ)になっていたにもかかわらず、
早くも抜け毛で悩む羽目になったという、いくつかの副作用に翻弄されてはいるが、
直感的に2週目の抗癌剤治療もやっておいた方が良いと思いそれに従った。
脱毛を予知していたわけではないが、先週の通院日に治療までの時間が数時間空いていたので髪を切ってきた。
元々ショートだが更に短く。
膨らみそうな箇所の後ろとサイドに長めのバリカンを入れツーブロックにしてもらって男前に仕上がった
バリカン入れたのは中の部分だけなので、上の毛で蓋をしていて外見からはバリカン使用は全く分からないw
結果論だが、短くしておいて良かった。
抜けた時の量が少な目に感じるだけでも良かった。
治療室の看護師さんに抜け毛の相談をしたら、
ボランティアの方々が作ってくださったタオル地の帽子を頂いた
ひとつだけのつもりが
「ひとり2つまで良いのよ」の言葉に甘えて2ついただいてきた
本当に嬉しい
心から有難うございますm(_ _)m
材料費だけでも…と思うのは野暮な考えなのかもしれない。
優しさに溢れたボランティアの方々とこの帽子に感謝です。
今日は強風でもあったし、ニット帽を被って行ったが、家の中ではニット帽よりタオル地の方がありがたい。
落ちる髪の毛を減らせるので、家の中でも被ろうと思う。
更に、その帽子との間に被る薄手のカバーキャップの試供品もいただけた
ウィッグも選ばないといけないのだが、今日は帽子メインの話になりウィッグについては棚上げとなった
見かけも大事なのだが、
免疫力が下がっているので、来週の血液検査は更に低下してるだろうし、目に見えない副作用の方も正直恐ろしい
粘膜系がやられて、口内炎や涙ボロボロになる可能性も高い
感染症対策として、次の通院日まではむやみやたらに外出しないことを夫に宣言したっ
買い物はなるべくネットスーパーを使うことにするっ
運動不足解消のため家では出来るだけ身体を動かそう
が、それは元気一杯で体力が有り余っているのではないことを判ってもらいたい。
自分で言うのも何だが、職場でも家庭でも、
誰かのために何かをしたり、下働きする事を それほど厭わないタイプの人間なのだが、
今回に限っては自分ペースで生活や物事を考えようと、思考回路を変換する必要性を感じた
もちろん自己チューになるってこととは違うけど。
他人目線だと、それはやっぱり自己チューに写るのかな…
でも、人は必ずいつかは死ぬ。
早い遅いはあるにせよ死は皆平等にやってくる。
大事なのは、生きている間のその毎日を「どう生きるか」だ。
自己チューに生きるにしても、
誰かの幸せのために尽力するにしても、
あと何ヶ月後か何年後かは分からないが、毎日を無駄に過ごしたくない。
やりたくても諦めていたこともやっておきたい。
今気付けて本当に良かったと思う。