何を隠そう自分はプンプン愛読者の1人なのであります!


この本は浅野いにおという人間が嫌ってほど滲み出てくるほどダイレクトな作品で、それだけに時々無性に読みたくなったり、表紙すらも見たくなくなったりするようなこともあります


いにおの作品は結構読み漁った自分ですが、題材がバラバラにしろ一貫して人間のメンタル面を繊細に描いてるのが特徴であり魅力です


その中でも自分がおやすみプンプンではプンプンががきちんとした人としてではなく抽象的に描いているのが、プンプンがどんな人なのかとか読者個人個人の感性を大事にしているのかなあととても感激したものです


特にプンプンが三角になるあたりとかは活字のみじゃ表せない漫画ならではだなーてすっごく素敵です


おやすみプンプンで自分が気に入ってるとこがありまして、幸さんとプンプンの件でうす。(まだ途中ですがww)


幸さんっていい女だなーって見惚れてまっす


幸さんはプンプンがキスをしたがらなかった意味を分かった上で、君の味方でいてあげたい。君がそれでいいならそれでいいと思うって言ったんだ。


幸さんはそれほど強い女性ではないし本人も納得はしてないだろうけどそれでもプンプンのことがすきなんだろうなあって漫画を二人で描くあたりからじわじわと感じとれます。


ああ。なんていにおってうまいんだろう。


この人は言葉の重みを分かってるし、人間って生き物の強さも弱さも感じて生きてきたんだろうなって思います。。


だからヘビーな内容でも結局人間って捨てたもんじゃねえなって思わせてくれる。


反骨精神な自分ですが、いにおの手の平でなら踊っていたいと思わせられます。


きっと幸さんとプンプンの前に愛子ちゃんでてくるんだろうなあああああああああ


あああああ


次の巻は見たくないなあ


絶対買っちゃうんだけど。。


ああいにおについて語りたいな。。