今日もありがとうございます🌿



 

幼い頃、

 

母にほめてもらいたい一心で、母が喜ぶことを精一杯頑張ってきた幼少期でした。

 

 

母の機嫌を伺いながら

怒らせないようにと、「いい子」でいようと、

勉強も頑張り、ピアノも頑張り…。

 

 

両親はとても愛してくれましたが

条件付きの愛。


できる子は⭕

できない子は❌

 

「どうして、こんなことも分からないの!」

「何回、同じ所で失敗してるの!」

「何でこんなに不器用なの!」

 

・・・などを受けて育ったことで

自分に自信がもてなくなりました。


 

 

 

そんな中でも、

 

ピアノは多少の才があり、母も喜んでくれ、褒めてもくれたので、一日何時間も練習をしていました。

 


「がんばれば、ほめられる!」

 

「がんばって結果を出せば認めてもらえる」

 

「音大を目指そう!」

 

 

 

でも、どんなに努力をしても才能にはかなわず、


音大受験をあきらめました。

 

 

「やっぱり、私なんかが、できっこなかった…」

そう自分を卑下していた反面、


「いや、ここで負けるわけにはいかない…」

そんな思いが強く沸き起こってきました。

 

 

 

「こんな中途半端な自分は嫌だ!」


 今思えば、

人から評価してもらうこと、

人から認めてもらうことで

自分を満たそうとしていました。

 

 

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保育科の短大に進んだ私が常に思っていたことは…



「私は、保育士で終わる人間じゃない!

もう一度ピアノの先生を目指そう!」



私は保育士の勉強しながら、ピアノ講師を目指し勉強を続けていました。



しかし、ある日、苦しいだけに気がつき始め…



「私は本気でピアノが好きだったわけではなく、ただ母に認めてもらえるから続けていただけ🥲」



その後、幼稚園に就職しました。



就職すると、忙しくなったのを理由にピアノから遠ざかるようになり…


「もうこれでいっか…」


大きな呪縛から解き放たれた気分になりました。




就職先の幼稚園では大変なクラスを任され、立て直していくことで認めてもらうことができ、ピアノも生かされ、自分にどんどん自信がついていきました。

 

 

 

 

 

しかし、認められれば認められるほど、満足していない自分がつきまとっていました。

 

 「ここで終わりたくない。」


「もっと、自分にしかできない仕事がしたい!」


「私にはもっと力がある!」


「インテリアコーディネーターになろう!」

(昔からの趣味)



 

 しかし、いざなってみると、また満たされない自分。


今度は自信を喪失したのです。

 

 

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 ハウスメーカーは、建築士さんや設計士さんばかり。



私からみると、優秀な人ばかり。



コーディネーター試験に2度も落ちて必死に合格、就職先が全然決まらなかった私と違って、みんな優秀。



段々みじめになっていきました。



それでも、人一倍努力して、努力して…


努力の甲斐あり、徐々に認められる存在になりました。

 

 

しかし、自分の内面はいつも緊張の糸がピンと張り詰めていて

 

「失敗は許されない、できないことは許されない」

 

いつも人の目を気にして、

ビクビクしていました。

 

 

できない人と思われることが怖かったんです。

 

 

 

仕事はうまくいっているように見えて、

私の内側はギリギリで保っている状態でした。


体調も崩し気味になり、限界…


そして、部署縮小と結婚というタイミングで逃げるように、辞めました。





 
結婚、出産、育児…

私を愛してくれている夫。

大切なわが子。

こんなにかけがえのないものを手にしたにもかかわらず、妻業、母業に満足できていませんでした。

その後、育児ノイローゼ。



そして、とうとう、神が天罰を下しました。


夫の死。




そこでようやく気づきました。 


「息子にとって私は何より価値のある存在。」

「私も息子の存在が何より価値のある存在。」


嘘のように、育児ノイローゼは治りました。
 


 その後、昔から興味のあったスピリチュアルを学び、そして、コーチングに出会い、学び、

 

現実は自分が創り出していると腑に落ちました。

 


さらに、

 

 

 

自分が我慢すればうまくいくと思いながら

無意識に自分の感情を押し殺していたことにも

ようやく気づくことができました。

 

 

そして、学んだことを実践していく中で、

自分を受け入れ、認めることができるようになり、再び自信が蘇ってきました。

 

 

 

エネルギーが湧いてきました。

 

 

 


母とのわだかまりも解消し、

ずっと愛され、大切にされてきたことにも

気づくことができたのです。





「私のように悩んでいる人の力になりたい!」

 

 

 そんな純粋な想いで、コーチングという仕事についた…


そう思っていましたが、また現れました。



「何者かにならなければいけない。」



まだ「何者か」を追い求めて走ろうとしていたのです。



音大を目指した時、ピアノの先生を目指した時、インテリアコーディネーターを目指した時と一緒。



そこで現れた現実は、



「コーチングの商品が売れない私」



「何者でもない私」



本当にうまくできています。



宇宙は、しっかり、現実を私に見せつけて、

メッセージを送ってくれました。



「何者かにならなければいけない」


と思っている時点で、今の自分ではダメ!と思っていることになります。



時々漏れる、心の声


「どうせ私なんかが…」



まだ自分を否定していたのです。



「ありのままの自分を認める時が来たよ!


何者なんかにならなくて、いいんだよ!



だって、もう十分、価値ある存在、愛されている存在なんだから!」




そんな声が、どこからか聞こえた時、私は思わず泣いていました。



「何者かにならなければいけない」



この根深いマインドに気づくために、私はコーチングを学んだ気がします😌



「私はコーチングが好き。


コーチングしている自分も好き。


ただ、それでいいんだ!」





素直にやりたいこと、今できることをやっていこうと思いました。





長々お読み頂きありがとうございました🌿





育児ノイローゼの話〜復活に至るまでは、こちらに綴っています。

セッションの案内もさせてもらっています。

覗いてもらえると嬉しいです😊

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