私は、夫が亡くなった後、夫の物をほとんど捨てた。


ガムシャラに捨てた。


残した物は…


私が彼に宛てた手紙。


結婚指輪。


私が譲ったカバン。


プレゼントしたネクタイと一緒に買った時計。


私と息子が着れそうな服。


写真。


それ以外は、躊躇うことなく捨てた。


最後はマンションも売った。




そんな自分を、冷酷な人間だな…と当時は悩んだ。


親友にも、「信じられない」と言われた。




でも、私は知っていたのだと思う。



思い出は心の中にあればいいのだ。



心の中にあることが大切なのだと。



カバンは、今、息子が使っている。


時計とネクタイは、もう少し大きくなったら、息子に。


結婚指輪は私がしている。


それで十分。




私は、前に進む為に捨てたんだ。


リセットする為に。



物を捨てたことで、自分の複雑な気持ちを成仏させたかったのだと思う。




夫が亡くなり6年経った今、ストンと腑に落ちた。





今日もお読み頂きありがとうございました🩷





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