死にたい気持ち(自殺念慮・希死念慮)
「死にたい」という直接的言動だけでなく、「いなくなりたい」「ずっと眠っていたい」という間接的言動も自殺を願望する。あるいは示唆するので注意を払わなければならない。これらがあれば、以下を確認する。直接的に「死にたくなることはありますか」と聞くことがためらわれる場合は、「死んでしまいたいくらい辛いことは…」「もういなくなってしまいたいと思うことは…」などと尋ねる方法もある。
①希死念慮
死を願う気持ちのこと、自殺までは考えていない場合
②自殺念慮
自殺という能動的な行為で人生を終わらせようという考え方
③計画性
自殺の手段や場所、結構時間まで具体的に考えている場合には、自殺の危険が高い
自殺念慮 → 具体的計画性
・時期を設定
・手段を設定、確保
・場所を設定している
・予告している
・死後の準備をしている
↓
出現時期・持続性
・当日出現し消退しない
・変動しコントロール不能
・持続し消退しない
↓
強度
・強くなっている
・自制困難
↓
客観的確認
・周囲から見て明らか
・自殺念慮があっても否定する
※自殺念慮の具体的計画性、出現時期・持続性、強度、客観的要素を評価し、いずれか一つでも存在する場合は、特にリスクが高いと考えられる
厚生労働省からお借りしました。
うつ病になってからなのか、うつ病になる前からなのか私には分からないがここ数年ずっと「死にたい」「消えたい」という願望がずっとある。楽しいことが何もないわけではない。知人と楽しく話していても別れると一気に気分が落ち込んで「消えてしまいたい」「私なんかいなくてもいい」「私なんかの相手をさせてごめん」という感情が湧き上がってくる。でも別に死ぬ勇気なんてないから死ぬ為の準備なんてしてないし。ただ私が行動に移すとなるとOD(オーバードーズ)するだけ。処方された眠剤や安定剤を沢山飲んで目が覚めなければいいのにと容量を守らずに飲んでしまう。でも目は覚めてしまう。夜飲んで朝起きることもあれば、数日眠ったままで目が覚めることもある。「あー、目が覚めてしまった」という何とも言えない気持ちになる。
先日、宮崎県で地震があった。私が住んでる場所も震度4の揺れを観測した。それから1週間、南海トラフ地震の話ばかりニュースやSNSで流れてきた。死にたいとか消えたいって常に思ってるのに南海トラフは怖いって感じるんだなって自分でもずっと不思議に思ってた。痛い思いをして死にたくないという人間らしい感情はまだ残ってるんだなって。
こんな感情をずっと持ったまま日々を過ごしていて、夜になるとひょっこり顔を出してくる希死念慮くん。いつになったら私の中からいなくなってくれるのか。でも、誰かが言っていた。希死念慮はずっといなくならないって。ずっと付き合っていくものだって。私の中の希死念慮くんはずっといなくていい、さっさと出て行ってほしい。どうしたらいなくなるんだろう。