娘と取っ組み合いするほど怒りまくっていた私

毎日夜機嫌が悪くてキレていた娘

カオス過ぎて毎日泣いていたあの頃から

どうやって改善したのか。

関係修復していったのか。

1.「ああ、嫌いになりそう」って気持ちと
徹底的に向き合った

こんなこと思っちゃダメだ、最低！

ってこの思いを打ち消しているうちは、なんも変わらなかった

それでこんな状態2〜3年くらい続いたんだから、

もうご勘弁だったよね

あの時、少しずつ心理学の本とかで勉強し初めてもがいていた頃に、

ああ、この思いから逃げちゃだめだ

ちゃんとこの負の感情から逃げずに付き合おう

だって、

早急にこのカオスを終わらせたいからっ！

まず前回のとこでも言ったように、娘のことをわたしがどう思っちゃってたか。

・甘ったれてる

・わがまま

・性格悪い

これを振り返ったときに、

あ、もしかして、

私がこどものときに全部出来なかったことじゃん

ってここに気づけた。

私がイライラしたり感情的になるポイントは、

こどもの頃自分が親から禁止されてたり怒られたりして、自分自身が我慢してた事柄に対してだ！と。

娘は私ができなかったことをやってくれてるんだ。

そういう視点で見れるようになったことで、

鬼婆みたいに私が感情的になったり、

感情に振り回されなくなった。

私も本当はこんなふうに、親にわがまま言ったり怒ったり機嫌悪くしたりしたかったんだよね。って。

こどもの頃の私に言ってあげられたような感じ。

娘に感謝すら覚えるくらいになった。

そして、娘に対して私が思っていたことを、

娘はただそのとおりに演じてくれてるんだ。

甘ったれてる

わがまま

性格わるい

これは娘の評価ではなくて、

私が勝手に作り出しているだけなんだ。

ここの時点で、感情に振り回されなくなりました。

2.今の娘に、幼い頃の娘を重ねて見るようにした

娘はどんどん成長していって、背も大きくなって、もう抱っこなんて出来ないしそんな歳じゃないけど、

そんな娘の奥に、なにやっても可愛がられてた、まだ小さくてキラキラしてた幼い娘を重ねて見るようにしました。

そうすると、

キレてる娘の奥に、幼い頃の娘が精一杯戦ってる姿を感じ取れるような気がして、

ああ、大きくなってもいつまで経っても、

あの時のちっちゃい娘のままじゃん。

これをしだしてから、嫌いになりそうな気持ちは消えていきました。

そして、愛しいまでに変化しました。

だって、あの頃、娘がどんなでも、何も出来なくても、ただただかわいくてしょうがなかったじゃないか！

なのに、なんで！いつのまに私はこんなかわいい娘を突き放してしまってたの！

これをしだしてから、

娘の嫌なとこじゃなくて、

いいところにどんどん目が向くようになった。

そうだそうだ、この子ってこんな素敵なとこあるじゃん、って。

今までいかに悪いとこしか注目してこなかったのか。

自分の視点の低さに、視野の狭さに、恥ずかしさを感じました。

3.上からではなく、娘と対等に接するようにした

前までは、上から押さえつけるように、正してやるー！くらいの勢いで関わってた私。

親ってそういうものだと思ってた。

でも、上から関われば関わるほど、

娘の中には反発心が育ち、逆効果すぎた。

親子関係は、親が上でこどもが下ってスタンスでいくと、こどもと良好な関係は築けないんだよね。

友達どうしのような関係

お互いを尊重しながらコントロールはしない関係のこと

ただ、仲良し！ってことではなくて、

お互いの意見も尊重しながら、相手のことを信頼するということ。

だんなも基本このスタンスでずっと関わってるので、

思春期の難しい時でも、

娘は私にもだんなにもめちゃめちゃいろんなこと話す。

特にだんなと娘は友達のようにずっとしゃべってるし、だんなは娘のとめどない話の聞き役として、めちゃめちゃいい関係。

まわりの思春期女子が、お父さんという存在を毛嫌いしている中、なかなかレアじゃない？

あの頃、すぐキレまくる娘にどう接していいのか悩んでいたのが嘘みたいな今です。

この先まだ色んなこと起こるかもしれないけど、

親子の信頼関係が出来たこと

このベースがあればどんな課題も乗り越えられると思う。

あの頃めちゃめちゃ悩んでもがいていたけど、

あの頃があったから今がある。

変わりたいって思ったから、変われた。

こどものことで何か悩んでいたら、

それはこどもの問題ではなく、

ほぼほぼ私の問題。

常にこれを忘れずに、

こみあげる負の感情、イライラから逃げずに立ち向かう、深掘りする。

この繰り返しです。

子育てって。

地味。

嫌いになりかけた娘と今とってもいい関係②