息子くんをバス停までお迎えして、家へと向かう帰り道。

車の来ない道では、息子くんは私の手を振りきってドンドン歩いていってしまいます。

その後ろ姿を見ていたら、不意に切なさが込み上げて来ました。



2歳になるまでは白ぽちゃで、いつも女の子に間違えられていた息子くん。

ちょっと怖がりで、お出かけの時はいつもギューっと手をつないでヨチヨチ。

かわいくて幸せで、初恋の人とのデートみたいにずっと手をつないで歩いていたかった。

もうそんな息子くんには会えない。そう思うと、涙がこぼれそうになりました。



散りゆく桜並木に向かってずんずん歩く、このお兄ちゃんになりかけの後ろ姿。

忘れないように目に焼き付けておこう。

 

いつでも大好きだよ!